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我が人生の終焉を迎えて 安心な境涯を実感できるか、
それとも 苦悶苦痛で 不安に苛まれ乍らの末路を 死へと向かうのか、
題目を毎日 唱え続けて、成仏してから 死を迎えられるか、
それとも、因果の理法によって 無間地獄を のた打ち回るのか、
その時、人のことは分からなくても、
自分のことは 嫌でも 感じさせられると思う。
何も理解できなくとも、激痛や呼吸の苦しみ
空腹 暑さ寒さ くやしさ無念の中で、只々、死を待つのか、
そして死後には もっと酷いことになる、
理解できる余裕もなく 悶え続けるのか、
成仏ということを、きちんと学びながら
題目を唱え続けていくことこそ 何よりも大切なことだと思います。