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[12938]

題名:やっぱりおかしい「教学要綱」その1

名前:呑み助

◇QAmyQ8yWzw
MAIL 投稿日: 2025/05/14(水) 15:21 pl74099.ag1313.nttpc.ne.jp (128.53.187.115)

―やっぱりおかしい『教学要綱』
その 1―

2023 年 11 月に『創価学会教学要綱』が発刊され、創価学会の教学が大きく変更されましたが、お読みになったでしょうか。2800 円と高価なので、一般会員ばかりか幹部でさえも読まれた方は少ないようです。しかし、『教学要綱』は信心の根本である教義内容について変更・決定したものですから、どんな変更があったのか知っておかなければ、後で、「そんなことは聞いてなかった」とか、「私が池田先生から学んできた教学とは違う」と言っても後の祭りです。
「難しいことは分からないから学会本部の指導
に従っていればよい」では「時の法主の指南に従っていればよい」という日蓮正宗信徒と同じになってしまいます。
そこで、『教学要綱』の内容について、その重要部分だけでも知って頂くために、以下にまとめてみまた。

◆三宝や一大秘法などの根本教義を改変しているこれまで創価学会は仏・法・僧の三宝について、
仏宝=日蓮大聖人
法宝=三大秘法の御本尊
僧宝=日興上人としてきましたが、『教学要綱』では、
仏宝=日蓮大聖人
法宝=南無妙法蓮華経
僧宝=創価学会と変更しました。
一見してわかるように、法宝は御本尊から題目にかわり、僧宝は日興上人から創価学会に変わっています。

法宝を単に南無妙法蓮華経とするのは、身延などの他の日蓮宗と全く同じで、これは本迹一致派の主張です。
学会は三代会長以来、法華本門を表として、その文底にある「日蓮大聖人に備わる南無妙法蓮華経」こそ真実の「法」であるとして、人法一箇・三大秘法の御本尊を法宝としてきたのです。
御本尊を外し「法」があると考えるのは観念論です。
法宝を単に南無妙法蓮華経とするこのような題目至上主義は、やがて御本尊不要論を生み、題目さえ唱えれば拝む対象は釈迦仏でも稲荷でも何でもよいとする身延日蓮宗と同じ教義になってしまうでしょう。

また僧宝について、これまで学会は大聖人の仏法を正しく受け継いだ人として「日興上人」としてきましたが、『教学要綱』は僧宝から日興上人を排し、唐突に「創価学会」と決めてしまいました。
こんな漠然とした僧宝があるでしょうか。
創価学会に所属さえしていれば誰でも僧宝ということでしょうか。
三宝とは帰依(南無)の対象です。
僧宝を創価学会としたのでは、創価学会という教団を絶対視し、それに帰依すべきであるという教義になりかねません。また、かろうじて仏宝は日蓮大聖人としていますが、さすがにこれには手を付けられなかったというのが真相でしょう。
しかし、上記のような考え方ではいずれ仏宝も「創価学会仏」と変更される恐れすらあります。
実際つい最近まで「創価学会
仏」を強調していたことは皆さんの記憶にも新しいはずです。
口の悪い人々は「この間まで『創価学会仏』と言っていたのに、今度は『僧宝』に格下げかい。いったいどっちなんだ」と揶揄しています。
池田先生がお亡くなりになった今だからこそ、一度立ち止まって、先生の教えを振り返ってみることが大切ではないでしょうか。
組織信仰に流されていると大変なことになってしまいます。 (つづく)

なお、ここで取り上げたことについて、詳しくは「法華経の智慧」の対談者であり元副教学部長の須田晴夫著「『創価学会教学要綱』と日蓮本仏論の考察」(鳥影社)および中村誠著「『創価学会教学要綱』の意味するもの」


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