宿坊の掲示板
★★師弟不二ARCHIVE★★
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[12908]

題名:先生指導(抜粋)です。

名前:末端信者

MAIL 投稿日: 2025/05/12(月) 08:29 219.109.62.32.user.e-catv.ne.jp (219.109.62.32)


中心者(4・5・6)の姿が、本末究竟して、全体に現れてくる。

(2008.11.14.付 創立78周年記念最高協議会)

仏法史上、教団を堕落・法滅させたのは、「師弟破壊」の増上慢であった。

中国の天台宗は、師匠を軽視する増上慢の弟子によって濁ってしまった。

天台大師の死後、新しく伝わってきた経典について、

天台の末学たちは〝師匠も知らない、この経典のほうが、法華経よりも勝れているのでは〟と思った。

智慧が浅いゆえに邪義に誑かされ、、権勢におもねる愚かな姿であった。

こうした歴史を、大聖人は厳然と記されている。(御書301ページ)

日本においても同じであった。

伝教大師の増上慢の弟子も、中国への留学が短期間であった師匠を軽んじ、正しい仏法の流れを破壊してしまった。

〈御書には、伝教大師の弟子が心の中で

「わが師である伝教大師は、真言宗と法華宗の勝劣は、くわしくは勉強しておられなかった。

中国にも長くは留学しておられないゆえに、この勝劣の法門は、おおまかにしか知っておられなかった」

(御書280ページ、趣意)と、師匠を軽んじていたことが記されている〉

師匠を軽く見て、自分の方が偉いと思う増上慢が、仏法を破壊してきたのである。

大聖人の時代の五老僧の性根も、また同じであった。

外の敵でなく、そばにいた弟子が裏切り、仏法を破壊した。

これも、重要な教訓である。





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