[12906]
プーチンが、アメリカ特使を
【 8時間待たせた 】そうです。
『日テレニュース』3月15日。
『プーチン大統領が米特使を“8時間待ちぼうけ”に
英メディア「プーチン氏からの
『私は誰にも従わない』という米へのメッセージだ」』
〈イギリスメディアは14日、
ロシアのプーチン大統領と会談した
アメリカのウィトコフ特使が、
会談までに「少なくとも8時間待たされた」
と報じました。〉
ーー
プーチンは、「遅刻魔」として知られています。
2014年、ドイツメルケル首相との会談に
4時間15分遅刻。
2018年、安倍首相との会談に
2時間30分遅刻。
2019年、韓国・文在寅大統領との
会談に2時間遅刻。
ローマ法王との3回の会談で、
毎回1時間程度の遅刻。
2003年、
エリザベス女王との会談では、14分遅刻。
これは、何なのでしょうか?
高官は「誰?」と聞きました。
秘書は「〇〇さんです」と答えます。
高官は、
「じゃあ待たせておいて」といいました。
高官は、「確かにヒマ」で、
パソコンでポーカーをしていたのです!
しばらくして、
「お客さん、ずっと待たせておいていいのですか?」
と聞きました。
すると高官は、
「待たせることで、相手(客)は、
『偉い人はさすがに忙しいのだな』と思うのだよ」
といい、「ニヤリ」としました。
結局その高官は、
1時間ぐらいパソコンで遊んだ後、
「じゃ、そろそろいってくる」といって
お客さんに会いにいきました。
高官の話を聞いて、
「なぜロシア人はいつも遅刻するのか」
理解できた気がします。
プーチンは、なぜ毎度遅刻するのでしょうか?
ロシアでは、
「偉い人は遅刻しなければならない」のです。
「遅刻することで、偉さを示す」ともいえます。
まったくバカげた習慣ですが、仕方ありません。
そう思ってみてみると、プーチンの遅刻にも、
したたかな(姑息な)計算があることがわかります。
彼は、エリザベス女王との会談で、
14分遅刻しました。
つまり、プーチンは
「俺は、エリザベス女王より14分分偉いのだ」
と示している。
彼は、ローマ法王との3回の会談で、
毎回1時間ほど遅れてきました。
つまり、
「俺は、ローマ法王より1時間分偉いのだ」と。
そう考えると、プーチンの脳内の序列は、
プーチン > エリザベス女王 > ローマ法王
> 文在寅 > 安倍総理 > メルケル >
アメリカ・ウィトコフ特使
であることがわかります。
アメリカ・ウィトコフ特使を
8時間待たせたプーチンは、
「俺は偉いから忙しい。下っ端のあんた
(ウィトコフ特使)には興味がない」
ということを示したのです。
それが「ロシア流」です。