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2024年4月1日に中国が
台湾周辺で実施した軍事演習は、
習近平政権の忠誠心を
疑わせる内容となりました。
演習には戦闘機71機、軍艦21隻、
空母「山東」なども動員され、海警船も出動。
台湾を取り囲む形での示威行動でしたが、
軍自身が公開したアニメ動画には
「民主・自由・平和」といった
台湾の価値観が記されています。
この動画では、台湾の政治家や軍関係者を
押し込もうとするシーンも描かれ、
中国の主張に反発する頼清徳を
「とんでもない」と攻撃していますが、
逆に彼の対中政策が有効であることを
証明する形にもなっています。
また、米国防長官ピート・ヘグセスは
「中国による台湾占領の規制事実化を阻止し、
同時にアメリカ本土を防衛する」
と発言し、米中の緊張は高まる一方です。
このような状況下で中国軍が展開した演習は、
「見えすぎた宣伝」であり、習近平の意向とは逆に
効果を薄めている。
これらの演出から見えてくるのは、
中国人民解放軍がもはや習近平に対して
確固たる忠誠心を持っていないという現実です。