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「背信や忘恩、嫉妬や憎悪、強欲や怠惰、狂信か盲信に支配され、不信と猜疑に満ちた輩ばかり、そうした人間は、批判はできても建設はできず、自利は計っても利他はなく、対立はしても団結はできない。すぐに内輪もめをはじめ、分裂していくものである。悪侶に従って、信心強盛になった者など、皆無であろう。もちろん、成仏への功徳などない。惨めな末路をたどった事例は、枚挙に暇いとまがないほどである。」