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トップが崩れるところから、組織も腐り、崩壊していく。それが道理である。
信心がなくなれば、 どんな役職についていても 功徳はありません。
退転と一緒です。
学会利用、組織利用、信心利用の人にすぎない。
最後は、大聖人から断罪されるでしょう。
何の為の組織
創価学会の組織は、広宣流布のためにある。
つまり、一人ひとりが信心の向上を図るとともに、
人びとに仏法を教え、自他共の幸福を築き上げていくためのものである。
いわば、人間を、個々人を、守り、育むのが学会の組織であり、
その責任を分かちもち、担うために役職がある。
したがって、役職は人間の上下の関係ではない。
万人が皆、平等であるというのが、仏法の教えである。
常に、その原点に立ち返り、
励ましと信頼によって、人と人とが結ばれていくならば、
組織の形式化や官僚化という弊害を打破していくことができよう。
勝つ組織は、どこが違うか
リーダーが真剣に動く。死にもの狂いで戦う。
幹部が先頭に立って、皆の家を一軒一軒歩き、励ましを贈っていく。
その組織が勝つ。
全幹部が「一兵卒」となって戦うことだ。
できあがった組織の上に、あぐらをかくような幹部には、絶対になってはならない。
先日も紹介した御金言であるが、 もう一度、拝読しておきたい。
「どのような大善をつくり、 法華経を千万部も読み、書写し、
一念三千の観念観法の道を得た人であっても、
法華経の敵を責めなければ、それだけで成仏はないのである」(御書P1494)
2005.5.31婦人部・海外代表協議会
遠慮などいらない。言うべきことを、言わないのは、臆病である。
思いきって言わなければ、変わらない。
皆が変革のための声をあげていく。堕落した幹部は厳しく正す。
ここに、これからの長い未来に向けて、学会を盤石にしていく重大な一点がある。
2006年2月10日婦人部代表幹部協議会
この人物は絶対に学会を任せてはならない!
創価学会も、利己主義、臆病、要領、名聞名利、
そういう人間を偉くしてはならない。
だまされてはならない。絶対に学会を任せてはならない。
この方程式を根幹としていくことだ。 将来のために、明快に言い残しておきたい。
仮に幹部にそういう人間が出たならば、一切、言うことを聞く必要などないし、
断固として追い出し、 清浄な組織を守っていくべきである。
きょうは、これを決議し合いたいが、いかがであろうか。
そこにしか、学会の将来を開いていく道はないからである。
2006年2月8日 第五十七回本部幹部会