[1194] 題名:御書を学ぼう
名前:桃太郎
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投稿日:
2022/11/20(日) 10:23
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衆生心御書 (随自意御書)
人のつかひに三人あり、
一人はきわめてこざかしき、
一人ははかなくもなし・又こざかしからず、
一人はきわめて・はかなくたしかなる、
此の三人に
第一はあやまちなし、
第二は第一ほどこそ・なけれども・すこしこざかしきゆへに主の御ことばに私の言をそうるゆへに・第一のわるきつかいとなる、
第三はきわめて・はかなくあるゆへに・私の言をまじへず・きわめて正直なるゆへに主の言ばを・たがへず、第二よりもよき事にて候・あやまつて第一にも・すぐれて候なり、
第一をば月支の四依にたとう、第二をば漢土の人師にたとう、第三をば末代の凡夫の中に愚癡にして正直なる物にたとう。
<現代語訳>
人の使いにも三種の人がいる。
一人は非常に賢しく、
一人は愚かでもないがまた賢くもなく、
一人は極めて愚かであるが確かである。
この三種の使いのうち、
第一の使いは過ちがない。
第二の使いは第一の使いほどではないが少し賢しいので、主人の言葉に自分の言葉を添えるから最も悪い使いとなる。
第三の使いは極めて愚かであるゆえに、自分の言葉を交えず、極めて正直であるから主人の言葉を違えず、第二の使いよりもよい使いとなり、どうかすると第一の使いよりも勝れた使いとなるのである。
第一の使いをインドの四依にたとえ、第二の使いを中国の人師にたとえ、第三の使いを末代の凡夫のなかでも、愚癡であるが正直の者にたとえるのである。
※ハイ!ここ重要!試験に出るので暗記するように!ビシッ!!
要は、「第二の使いなるなよ。」「愚直な信心が大事だよ。」という事だな。ウン!「マチガイ無い!」(笑