[10361] 題名:京都乃鬼様 兵頭のこと
名前:山奥のきこり
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投稿日:
2024/07/28(日) 03:58
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昨年、兵頭の訃報に接したのは、葬儀一切が終わってからでした。
衝撃でした。
あまりの喪失感に、しばらく言葉が出ませんでした。
学生時代から、同期の彼の英明さ、深い洞察には感服しておりました。
あの、あまりにも「不可解な辞職」のときは、彼の職場関係者は、みな口を閉ざし、何も答えませんでした。
ただ、その中でも、数少ない信用できるメンバーから、彼が師匠に直接離職の報告をした際に、
「油断したな!
敵を作りすぎたな(※もちろん、嫉妬したヤツラが勝手に敵になったわけですが)」
――との言葉をいただいたと。
本当に惜しい逸材でした。
師匠は、
「兵頭がいれば、Sの哲学は大丈夫だ!」
――とまで言われていましたから。
また、「新・人」を執筆されるとき、大師匠は、最後まで、
「自分は『外交』や他の執筆に専念し、思い切って『新』は兵頭に任せようか?」
――とまで考えておられていたそうです。
本当に残念でなりません。
ただ、これからも、「私たちの師匠は、ただ一人」との根本にブレずに進んでまいります。