[10251] 題名:朗々と題目を唱える
名前:末端信者
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投稿日:
2024/07/01(月) 20:52
101.2.152.36.user.e-catv.ne.jp (101.2.152.36)
先生指導(抜粋)です。
『 各国、各民族は、すみやかに利己的な態度をやめ、
真に人類的視野のうえでの生命尊重の考えに立ち戻り、
平和を基調とした協力態勢を組み上げなければ、
人類としての未来を失っていまうことに、気づかなければなりません。
いま、我々がなしつつある一大運動、
すなわち「広宣流布を機軸とした文化運動」は、
いま申し上げた人類の協力態勢構築の大運動として行われるべきものであり、
たんに一宗一派の勢力拡大などという、
低い次元から発想しているものでは絶対にないのであります。
我々すべての人々が、楽しく生きぬいていくために、一切の地域の軸となって、
この文化運動――広宣流布運動を、
力強く、仲良く進めていっていただきたいことを、重ねてお願い申し上げます。
その大局観は、そのまま皆さん方の郷土をつくっていく社会運動、
地域活動のなかにつうじていることも、知っていただきたいのであります。
将来は、もちろん学会員の皆さん方だけでつくっていくものではありません。
だが、県民全体の平和的な協力態勢の軸として、機能していく勢力は、
私は皆さん方であると期待申し上げたいのであります。
その居住の地域をつうじ、あるいは職場をつうじ、人と人との善意を結び合わせて、
県下全体を、いわば“無組織の組織”とも表現すべき人間関係に仕上げていく
原動力は、皆さんをおいて他には絶対にないと、私は確信しておきたいのであります。
ともあれ、国土は広いがゆえに尊いとはいえない。
また、狭きがゆえに卑しいということも、絶対にない。
「法妙なるが故に人貴し・人貴きが故に所尊し」
これが尊卑を立て分ける根本原理であります。
世間でも「住めば都」というように申しますが、この居住の国土を、郷土を愛し、
人間革命を行じ、人間性にあふれた社会を実現し、
“住めば常寂光の都である”と誇りうる郷土を実現していただきたいのであります。
きょうは、この席をお借りして、少々むずかしい話を申し上げましたが、
長い将来のためと思って、どうかご理解いただきたいと思います。』
(1974・10.13 )