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輝けスポーツの底力(5/19神奈川新聞より)
#30 (1565)投稿日:2013年05月20日 (月) 23時03分 返信ボタン

今月11日付社会面記事「文科省指針案」の文中「部活動の勝利主義
を否定」の記事が目についた。勝利至上主義の解釈、体罰との議論
は譲るとしても、スポーツは勝利を目指してこそ価値があるものと私
は考える。1987年1月17日、日本ラクビーの草分け的存在とも言うべき
大西鉄之祐・早稲田大学体育局教授はその最終講義で次のような
持論を展開した。「スポーツに安全性はいらない。危険と直面するか
らその緊張が教育になる」。そしてスポーツは真剣に勝負する所に教
育的価値があるとし、スポーツのレクリエーション化に対し、警鐘を鳴らした
。私が監督当時、慶大野球部には150人余の部員がいた。試合に出
場できるのはたった9人である。神宮でプレーすることを夢見て全国
から球児が野球部の門を叩く。大所帯ゆえ選手たちは練習する場所
を確保することさえ苦労する。ひとつしかない室内練習場は深夜
になっても照明がきえることはない。それは一般の競争社会の縮図
といってもよい。勝つという目的に向かって選手は努力する。
その過程で見えてくるものがある。仲間への思いやりであり、チーム
ワークの大切さ。そして敗れてわかるものがある。敗者の痛み、強烈
な挫折感。打ちのめされ途方にくれた時、はじめて気がつくことが
ある。胸に染み入る言葉と出会う。それこそが教育につながる。
勝とうが負けようがいいと思っている者にスポーツの持つ力はわから
ない。スポーツとレクリエーションは違う。
さらにスポーツに関連する学部を有する大学や高校が誕生している時
代だ。音楽や美術を専攻する学生と同様に高校体育系学科はスポーツ
で力を伸ばしたい生徒が集まる「学びの場」である。
1月28日付社会面の「大阪桜宮高『応援団』結成」の記事中に「夢
があって桜宮高に入った。市長につぶす権利はない」とのコメントが
あった。いつの時代も教育現場の主役は子供たちである。
桜宮高をめぐっての性急な体育系学科入学試験中止は受験生の心
を深く傷つけた。指導者、生徒を交えた現場での十分な議論の上で
の判断が必要だったと思う。
今こそ指導者たちは背筋を伸ばして、この国の将来を担う人づくり
に高い志と誇りを持って取り組んでいってほしい。そして政治と一
線を画したスポーツマンたちが連携して平和の懸け橋となることを願っ
ている。
慶大野球部元監督・鬼嶋一司(きじまかずし 選抜高校野球大会
選考委員、NHK高校野球解説者、扶桑電気社長)




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