奥池で両脇を氷のペットボトルで冷やしていましたが、脈がきれいに採れないらしいので、救急車を呼びました。芦屋市民病院に到着する頃には、熱中症の症状は治まって来ていましたが、腎臓の値が高いため、1日入院する事になりました。翌朝には、腎臓の値も正常値になったので、退院されました。
本人も熱中症を予防するため、熱中症で倒れた事を掲示板に掲載を了承すると共に、今後起こさないためにも、注意喚起をして欲しいと言われています。
今回は、奥池の場所で救急車も直ぐに来てくれたけど、これが他の山だったら、違う事態になっていたかも知れません。こまくさでも、過去に例会に参加した帰りに倒れて、熱中症で亡くなられた人もいます。
熱中症の疑いがある人は、めまい・こむら返り・嘔吐・頭痛の自覚症状が現れてきます。そして、昨日でも、全身ずぶ濡れ状態になる脱水症状が現れて来ます。
この時、塩をなめさせて、水を飲ませたら、身体に水分が吸収されるので、一時しのぎは出来るけど、救急搬送の段取りが必要になるかも知れません。
この様な助言も頂いています。
登山中に熱中症と思われたら①日影に誘導して衣類を緩める。②体を冷やす(両脇、股の付け根)③足を高くする事で心臓への血流を良くして脳への血流を改善する事が大切です。
水分の補給、塩分の補給が大切です。夏場は汗を多量にかくので塩分チャージタブレット、梅干し、塩等を持って歩くようにしましょう。
注意喚起はまた別の機会にしますが、①朝から体調がおかしいと思うときは熱中症を誘発可能性があるので、自粛する。②いつもより歩くペースを落として、半分の以上の余力を残して歩く。③ペースが早いなら、リーダーに伝えて落としてもらうか、早めにリタイヤを考える。