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(発行=24.08.14)
大石寺総代が今年も三宮神社を参拝
夏季特集 日蓮正宗の謗法行為を集大成 ①
以前は八幡宮の神札の購入も奨励
日蓮正宗総本山・大石寺の総代である井出光彦が十三日、今年も富士宮市狩宿
の三宮神社を参拝していた。
井出は地元住民と一緒に朝七時頃から三宮神社の清掃をした後、柏手を打って
拝礼。更に、例年通り、神へのお供え物を口にする事で、神と一体になるとい
う直会という儀式も行ったとのことである。
この大石寺総代の井出は三宮神社だけではなく、以前は曽我八幡宮の氏子総代
も兼ねていて祭典にも参加して神社の境内に設置された売店でビールとジュー
スを売っていたこともある。
光彦の母・信子は以前、「曽我神社にお参りするのは、曾我兄弟の弟が井出家
の敷地で死んだので(その場所を指さしながら)土着信仰という発露でお参り
しているのです」と弁解していた。
だが、井出の謗法行為は、これだけではない。下段に添付した通り、曾我八幡
宮の神札の購入を奨励し、その代金を納入していた。
井出の住む狩宿の町会は二班で計三十六軒、そのうち約七割が大石寺の塔中坊
などに所属しているとのことだが、総代の井出が神札の購入を「お願い」して
いた。
平成九年十二月一日付の「大白法」は当時の総監・藤本の「十月一日施行の改
正宗規による信徒資格問題に関し、本宗信徒にして他の宗教団体へ所属してい
る者に対する猶予期間が十一月三十日をもって終了しました」との談話を掲載
した。
この宗規の変更は学会員を脱会させるのが狙いで、曾我八幡宮の氏子には適用
しないのか?
数々の謗法行為を繰り返している井出だが、大石寺の二大行事では主要な役目
を任されていて、お会式では〝お練り〟の先導役を務め〝三三九度の儀〟でも
日如のすぐ傍で行事に立ち会っている(写真左下)
日如は総代の井出が神社
富士宮市狩宿の三宮神社
を参拝しても黙認しており、その謗法容認は昔からだ。新宿区の大願寺にいた
頃から謗法を放置し、身延の寺で塔婆供養していた信徒に注意もしなかった。
「謗法と同座す可からず与同罪を恐る可き事」の「日興遺誡置文」に照らし、
日如は自らが任命責任を負う大石寺檀家総代の謗法行為を長年にわたり黙認し
てきた。
その罪は極めて重大と言わねばならない。
実は、こんな大石寺総代の神社参拝などは日蓮正宗の謗法行為の氷山の一角に
過ぎない。
そこで今号から夏季特集号として、これまで本紙で取り上げた日蓮正宗の謗法
行為を集大成して連載で紹介する。(つづく)