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2022/07/13 02:21:56 法華講
>聖人御難事(日蓮大聖人の御真筆が完存している)に書かれている「出世の本懐」はどこにあるのかね?
>「出世の本懐」として弘安二年十月頃に書かれた御真筆本尊が他にあるのか?
>ありゃしない。
>「出世の本懐」として弘安二年十月頃に書かれた御本尊に該当する可能性があるのは、あの本門戒壇大御本尊だけだ。
【破折】
「弘安二年十月十二日 宗祖模写本尊」なるものが日蓮聖人自ら図顕し、
その板本尊造立に関わり、それを出世の本懐とされたということを証明しなさい。
①弘安二年十月十二日又はその前後一ヶ月でもよい。日蓮正宗大石寺において
「本門戒壇の大御本尊」と呼称する板本尊の「全相貌」を、身延山で日蓮
聖人が認めたという証明。
②その板本尊を弟子の日法が彫刻したという証明。
③弘安二年十月十二日又はその前後一ヶ月でもよい。板本尊造立に日蓮聖人
が関わったという証明。日蓮聖人が本尊を木製にせよと指示された証拠、
彫刻中の日法に指南をされた証拠等々、何でもよい、一つでも出すべし。
④その板本尊を日蓮聖人が「出世の本懐」と意義付けた直接の証拠。
⑤その板本尊を広宣流布の時に「本門寺の戒壇に安置する御本尊」と、日蓮
聖人自身が意義付けた証拠。
⑥日蓮聖人がその板本尊以外の本尊を「一機一縁」と意義付けた、称した証
拠。
⑦日蓮聖人が「文永、建治、弘安期の御本尊には、年代に応じて差異がある」
と指南した証拠。後代の人物の説法ではない。日蓮聖人自身の教示を。
⑧日蓮聖人が「曼荼羅本尊には様々な意義付けというものがあり、自身が図
顕した中でも特定の一つの曼荼羅本尊だけが特別である」とした証拠。
⑨日蓮聖人が「本尊に関する権能を唯授一人で血脈相承」をした証拠。
⑩「本門戒壇の大御本尊」という、当たり前のように思っていた呼称表現は、
いつ、どこで誰が言い出したのか?
⑪「本門戒壇の大御本尊は日蓮聖人の出世の本懐である」とは、いつ、どこ
で、誰が言い出したのか?
⑫大石寺貫主の唯授一人血脈相承による仏法継承・令法久住の根拠である
「聖人が日興上人に授与されたという『二箇相承書』書」は、いつ、どこで、誰
が言い出したのか?
その書が日蓮真筆である証拠は?
以上、