■
DV加害者の心理療法研修会 |
■
草柳 和之
(61)投稿日:2011年11月13日 (日) 23時34分
|
|
⇒困難な局面での面接が上手くなりたい方、応援します. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ DV防止法の施行以後、精神科クリニックや相談室に来所する加害男性が増えており、加害男性に対する心理療法の方法論に関する研修の必要性が高まっています。加害男性は変化しにくく、臨床家がアプローチする際には独特な困難が存在します。 加害者の心理療法には、通常の臨床とは異なる方針が必要なことが分かっています。この研修会では、加害者の行動と認知の変化を、あらゆる加害行為に対し徹底して責任をとることに収束する、新しい心理療法の体系を提供します。加害者の心理機制を理解し、彼らの自己防衛を巧みに揺さぶり、丹念に解体していく多様な技法を学びます。加害者プログラムが義務化されていない制約がありながら、被害者支援との整合性を重視し、最大限に加害者対応の役割を発揮するためのノウハウを学ぶことができます。 ■参考:草柳和之『DV加害男性への心理臨床の試み−脱暴力プログラムの新展開』(新水社) 【内容項目予定】 加害行為の本質/加害者の心理療法の理論/多層的介入モデル/ジェンダーと男性の精神病理/モチヴェーションを高める工夫/相手を尊重するコミュニケーションの作り方/心理教育的アプローチの実際/偏った認知の修正/転移と逆転移の理解/他 ♪ 〔日 時〕 2012年2月4日(土)[pm1:30〜9:00]+5日(日)[am9:30〜pm4:30] <毎年冬に開催> 〔受講費〕13、650円(一日のみ:7、350円)→振込み後に会場案内を送ります. 〔講 師〕 草柳 和之(大東文化大学非常勤講師/日本カウンセリング学会認定カウンセラー) 〔会 場〕大東文化会館(東武線東武練馬駅1分) 、他 〔主 催〕 メンタルサービスセンター:〒176-8799 練馬郵便局留/03-3993-6147 PHS.070-5016-1871 http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/ ♪ ♪ 〔備 考〕 ★参加の際の条件:過去にDV加害行為が存在しないこと. ★当センター事務局に電話予約後、次の口座に受講費をお振込み下さい.振込み確認後に会場案内を送ります. [みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之] ★納入された受講費は、主催者の都合による不催行の場合を除き、返却しかねますことをご了承下さい. ★以上のアプローチの集積は、15年にわたりDVの調査を行ってきた社会学専攻の米国の大学教官から「米国の加害者プログラムでも実施されていない側面を含んでいる」という評価を得ているものです. ★私たちは、サバイバーの立場にも耐え得る加害者プログラムの開発・運営を目指しています.特にDV相談に携わるサバイバーの当研修会への参加を歓迎し、そして生産的な対話を望んでいます. ========================= 【講師紹介】 ●草柳 和之========================= ▲メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 長年、DV被害者支援に携わると同時に、日本のDV加害者更生プログラムの第一人者であり,その実践は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される. TV出演などを含むマスコミ対応,全国にわたる講演活動、執筆活動を通じて、男性がDVや性暴力の問題に取り組む重要性を社会に向けて提言し続けている. 最近、国外とネットワークをもち始め、海外のDV問題関係者からも,その独自な加害者プログラムの方法論が評価され始めている. 資格:日本カウンセリング学会認定カウンセラー. ▲大東文化大学非常勤講師. NPO法人・日本ホリスティック医学協会理事.著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),『DV加害男性への心理臨床の試み-脱暴力プログラムの新展開』(新水社)、共著に『標準 音楽療法入門 下』(春秋社)、『いのちに寄り添う道』(一橋出版)他多数.講演や研修会の依頼も数多く、その優れた研修指導は多くの人々から支持されている.文部省(当時)委嘱DV啓発小冊子を共同執筆. 内閣府男女共同参画局・配偶者からの暴力被害者支援アドバイザー派遣事業アドバイザー.
|
|