[ No.194 ]
そしてネガティブな感想
投稿者: PON@管理人
2006年03月08日 (水) 13時00分 |
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元アンサンブルオタクの私の価値観での超主観的感想ですので、ご注意ください。
<ワン・デイ・モアはじめ音楽について>
多分、一番凹んだのがここ。 「今、その日が来た」のところでサカケンの周りに集まった学生たちの何名かが サカケンといっしょに音楽に合わせて一緒に揃って左右を見たこと。 「いま〜(右)その〜(左)ひが〜(右)来た〜」って感じ。 全員じゃないけれど、どうよ、それ・・・というくらい見事に揃っていました。 偶然揃ってしまったのか、演出なのか、 サカケンにつられて自分の演技が出来なかったのか?・・・どれも嫌!
最近、音楽に合わせて動く事が多くなった気がします。
元々、レミに関しては、ワンデイモアの行進とウェディングの踊りと退場と テナ妻の「ケツにぶちこめ!」でのテナルディエのリアクション以外は 音楽に合わせて動くのが嫌いです。 レミの音楽は舞台では流れているけれども、舞台の上で生きている彼らの世界では 音楽は流れていないと思っているから。 我々が日常生活で音楽に合わせて動いていないのと同じです。 歌は台詞。歌っているけれど、彼らの世界では基本的に歌っていない。 音楽に合わせるのだったら、彼らの動きに音楽が合っているような、 錯覚を覚えるくらいにしてほしいと個人的に思っています。 だから駒田さんの「下水道へ」と「逃げ込め」の間の手拍子も演技として理解できるが好きではない
他にも音楽に合わせて足でリズム取っていた人、誰だったのかな・・・ (あまりにも嫌なので忘れてしまった)
<Drink with me> フイイ、ジョリ、プルヴェールが歌の間、ほとんど顔見合わせないのって昔からでしたっけ? 3人違う方向(主に客席方向上下分担して担当)を向いて歌うものだったの? 歌い終わっても3人会話しないの? 叙情的に歌うって演出方針なのかなぁ・・・・
<民衆の歌> 一番エキサイトしていたのは私の隣の二人連れ。手拍子しているよ・・・ 客席の盛り上がりをよそに学生たちは冷静ですね。 カフェから街に出て行くときなんて、もう力抜いている学生もいる。 気合はいっているのかも知れないけれど、私にはそう見えない。 そんな人たちだから街へ出ても市民を説得せずに、気持ちよく演説(歌)している。 そりゃ、砦に市民は来ないって。 ・・・あ、そういう意味では一貫している演出なのかも!
アンサンブルさんの歌の癖として両手を広げて歌う人の多い事。 昔、某新人アンサンブルさんが演技をする時「指をさす」「手をさしのべる」しか出来ない事にイラついたけれど、それと同じ感覚。
<マリウス> エピローグのピープルズソング。 2回目の全員での「列に入れよ」のところ。 ここでも時折りコゼットのことを気遣っているのです。 私は2回目の「列に入れよ」は客席の我々に向けて言ってくれると思うので どんなにコゼットとラブラブでも、 「レ・ミゼラブルの心を伝える人」となって 私たちから目を外さないで欲しい。 泉見さん以外のマリウスもこんな感じなのでしょうか?
<どうして音譜どおりに歌わないの?> 上手い人が、自分の表現の為に・・・というならわかるのですが、 一部妙に付点をつけたりする人たちがいて、意味があるのかな〜と 思ってしまいました。ま、山口さんも似たようなものなのですが。 |
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