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《TOPICS ( 10月27日 更新)》
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【ベ ッ テ ィ ン グ】
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【書店日記&今月の雑誌】
【No.5189】書店日記&今月の雑誌8月号 【No. 5177】7月 【No. 5172】6月 【No. 5160】5月 【No. 5150】4月 【No.5130】【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!
【K-1 グランプリ】 【No.5175】6・7月のキリ番報告 【No.5161】3〜5月のキリ番報告 【No.5134 】祝 カウンター700000突破!
【No.4873】2014年K-1GP 【No.3920】K-1グランプリ開催中! ⇒ 【No.4093】報告要項
第一回「M’s企業番組の読解講座」レポート 「第一回M’s企業番組の読解講座」
No:4706
投稿者:渡邊 諒太(26期)
投稿日:2014/03/18 Tue 00:45:27
3月14日(金)、記念すべき第一回「M’s企業番組の読解講座」が開催されました!
企画の実現に向け尽力してくださった杉山さん、中村さん、三厨さん、木田さん、
そして何よりも私たちに貴重な学びの機会を与えてくださった
三戸先生、本当に有難うございました。
いただいた学びを大切にするために、このレポートも完成させていきたいと思います。
当日は、杉山さんも感想で「一本のTV番組から、どれだけ学ぶことができるのか。
本日はまさに先生より『読解』していただきました」と述べられるほど、
三戸先生から圧巻の講義をいただき、熱のこもった時間を過ごすことができました。
当日参加できなかった方も、是非動画などでフォローしていただき、一緒に感想を書き込んでください!
(当日Skypeでも参加されると、ずっと勉強が深まると思いますよ〜!)
<基本情報>
【日時】3月14日(金)19時10分〜22時10分
【場所】経営学部C棟506号室
【参加】三戸浩 先生
(以下、敬称略)
OB: 杉山浩二(3期)、中島大輔(8期)[☆Skype]、日々野正英(15期)[☆Skype]
院生: 中村貴治(20期)、阪本夏美(院生)
現役生:木田世界(25期)、坂本恵理奈(25期)、藤田航平(25期)、三厨昌平(25期)
佐藤樹(26期)、笹井純也(26期)、高橋篤史(26期)、渡邊諒太(26期)
■視聴番組
○エフピコ(HP)
【動画リンク】TV東京「カンブリア宮殿 ―世の中いいことなんか起こらない!〜苦境に強いネガティブ経営術〜」(2010年4月26日)
○<参考>アスクル(HP)
(※当日は視聴せず、今後改めて比較して勉強する素材として残しておくこととなりました)
【動画リンク】TV東京「カンブリア宮殿 ―日本流の顧客主義を見よ! 〜進化するアスクルの全貌〜」(2012年7月19日)
■先生のお話
○中村貴治(20期,03.24)
【DVD視聴にあたって】
社会からの情報に受け身になるのではなく、情報を自ら能動的にどのように解釈するかが重要である。
正解は無く、何を引き出すかの話である。見るたびに引き出すものが違っていい。
・豊かな知見は引き出すには、「量」が勝負である。回数を重ねるごとに、量が多くなることが今後の一つの課題。
「量」は「質」に転化する。
・番組を見たら、最低三行、気付いたことを書くトレーニングをする。
・自分の仕事と結び付くことはできないか、なぜわが社ではできないかと考える。
(1)エフピコと他メーカーの違い=事業規定・顧客規定
エフピコは、トレーのデザインや、スクリュー式の蓋など機能性を重視したトレーを考案するなど、
独自の商品開発を行い、また、スーパーへの企画提案を行うなどコンサルも重視した戦略をとり、トレーシェア60%を握った。
なぜそれができたのか。「スーパーさんの脚をひっぱってはいけない」と経営者の小松は度々言う。
他のメーカーの事業規定が顧客である「スーパーの注文(大きさ・機能・価格)に応える」であるのに対し、
エフピコは「スーパーの商売を助ける」ことを事業規定に据え、スーパーの代わりに頭を使った。
だからこそ、他のメーカーのように大量生産・価格競争のパラダイムにとらわれずに独自の商品開発と戦略により成功したのである。
エフピコが気付いたことを「なぜスーパーが気付くことができなかったのか」を考えることが重要であろう。
※BtoBtoCとは※
エフピコは、スーパー(B)を助けるために、消費者を見ないスーパーの代わりに消費者(C)を見ている。
そしてそれは自社のためになる、という連関の構造がBtoBtoCの中身である。
スーパー(B)の売上が上がれば、自社の売り上げが上がるとはBtoBの本質である。
⇒「何のためにするか」(顧客規定)と「何を見るのか」は必ずしも一致しない。
(2)“ネガティブ経営”とは何だったのか。
市場自体が拡大しているうちは、商品開発はいらなかった。経営者の小松も金山に投資をするような金儲けをやっていたにすぎない。
投資の失敗があって、初めて「経営」する必要が出たのである。「自社のトレーを買ってもらうためには何をしたらいいのか」。
スーパーがトレーを買ってくれるように、客が買おうと思うトレーとは何かを考える。
小松が言うように「開発はエンドレス」であり、新商品開発がなければ価格競争しかなくなる。
新商品開発をしていくためには、利潤=「未来費用」が必要となる。
企業の目的が利潤追求から「顧客の創造」となり、
そのためのイノベーション(開発投資)とマーケティング(客は「購買者」ではなく「使用者」、販売促進企画の提案)を行う。
エフピコのやっていることは、“ネガティブ経営”などというものではなく、まさに「ドラッカーのいう経営」そのものである。
(3) ローテク=「五感」を用いる製品開発
なぜエフピコでは、特別な検査機器や実験室を使わず、「ローテク」な製品開発を行うのか。
@商品を最終的に使うのはお客さんである。お客さんと同じ感覚で「見た目」や「使い勝手」を判断する。
A機器で個別の数値を測定するのではなく、トータルな良さを「五感」で判断する。
五感で感じる行程の中で次のアイデア、気付きが出てくる。
(4)商品を「定義」ではなく「概念」で考える。
トレイが商品にとっての「パッケージ」であることに気づけば、トレイによって商品の売れ行きが左右されることが見えてくる。
商品をその用途の一面を切り取った「定義」で考えるのではなく、
「概念」で考える ―「トレイとは何か、どのような意味を内包(con-cept)するものであるのかを考えることが、商品の拡がりにつながる。
【ヒント】消費者を「購買者」としてではなく「使用者」として見る。
【ヒント】商品、市場(価格と数量)ではなく、顧客を見る。
〇三厨昌平(25期 2014/3/14 14:34)
先生のお話しの録音を聴きなおして文字で起こしました。
きちんと整理できていなくて申し訳ないので、引き続き十分にまとまるようにしていきます。
■課題
○今回の講座のまとめ、感想。
○エフピコについて以下の3点を踏まえて考察。
(1)エフピコの営業マンは何を運んでいるのか。
…小松(経営者)は「現場」(スーパー)を重要視し自ら盛んに訪れていた。しかし、一番現場を見ているのは営業マンである。
営業マンは会社と現場の往復において、何を運びだし、運び込んでいるものなのだろうか、改めて考える意義がある。
(2)お客は何を求めて購買するのか。
…小松は、お客さんは常に「変化」を求めていると言う。しかし、変化という言葉で本質は表わせているだろうか。
継続的にお客を引き付けるには、変化を続けていくことしかないのか。
(3)エフピコの経営の在り方と、障がい者雇用はどのように絡んでいるのか。
…エフピコは障がい者雇用も盛んに行っている(HPリンク)。このことは、今回学んだエフピコの経営の在り方(事業規定、顧客規定など)と、
どのように結びつけられるのか。企業の社会的責任、企業が「いいこと」をすることと、儲かることとの関連を、もっとすっきりさせよう。
■今後の開催予定
第2回:4月17日(木)19:00〜22:00
第3回:5月24日(土)or25日(日)※どちらかは追って確定。
<<コメント>>
○渡邊 諒太(26期, 3/18, 00:40 )
まず場たてをしました。これより編集を重ねていきますが、
お気づきの点や不足な点、
あるいは「こんなのでは全然だめだ!」と思われた方
是非加筆訂正をお願いいたしますm(_ _)m
○中村貴治(20期,3/18, 03:18)
渡辺くん、書き込み有難う。
(でも、そんな気持ちで書き込んではいけません。何のために書き込むのか考えましょう。
活動報告板ではその加筆修正も、それ自体がゼミ生の"学び"となり許されますが、
今回の一段階目の書き込みは、参加者がまとまって課題をできるようにするため、
そして参加できなかったOBに大枠を知ってもらい、少しでも企画に参加できるようにするなどのために行うものでしょう。
「基礎情報」の時点でそんなことを書いてしまっては、情報の信憑性が無くなり、誰も後に続くことができなくなります。
例/「その『課題』で合っているの?」「『開催予定』は本当にその日を空けておけばいいの?」など。
無責任な仕事と言われても仕方ありません。
何故やるのか、誰が何のために触れるものなのかを考えましょう。(まさかOBに修正させるつもりではないでしょう(;゜Д゜))
少し修正しておきましたが、渡辺君に限らず、全てのことをそのやり方でしてしまうといけないので、言っておきます。)
〇三厨昌平(2014.3.22、7:46)
選考が重なり時間のない「困難な状況下でも準則を守る」ことができず、
情けないです。週末中には書き込みます。
先生のお話の録音を聞いてしっかりまとめます。
中村さん、ありがとうございます。
◯藤田航平(25期 3/22 16:00)
途中からの参加でしたが、参加できて良かったと感じます。
仕事を通して社会や他者と関わる。仕事を業種や条件で選ぶのではなく、人生についてトータルで考える。
自分はこれまでどのように生きてきて、何に幸せを感じるのか、どう生きて行きたいのか、家族はどうするのか。
就活もいよいよ佳境に入るという時期ですが、今回学んだことを自分でもう一度よく考え、臨みたいと思います。
〇木田世界(25期 3/22 16:00)
春休みに久しぶりに先生のお話をじっくり聞き、
しかも杉山さん、中島さん、日々野さんとご一緒に参加することが出来、
非常に嬉しく、あり難く思います。
討論会の準備が重なり、なかなかまとめの作業が終わらないですが、
準則を守れるよう、明日明後日にもまとめを終わらせます。
○中村貴治(20期,3.24, 01:30)
私の方から少し先生のお話を書き込みました!
まとめ方、ポイントが異なってくると思いますので、
他の方の書き込みも待ってます!
〇中島大輔(8期 3/24書込 )
・企業番組の読解講座で、先生が立てられる「問い」と「問いを読み解く視座」はとても面白く、
「何故 他の企業はできていないのか」という問いは身につまされました。
目先の仕事ばかりに追われ「問い」を立てていなかったことに今更ながら気づきました。
まずはできることから、ということで先週の企業番組はメモを取りながら見ました。
・エフピコの「ストア支援部」という考え方を会社の人に話しましたら、年度末の気忙しさからか嫌な顔をされました。
勤務先と同じ業界の宮城にある会社が、水産物普及のTVCMを打ったり小売にも働きかけていることを先週知りました。
アンテナをもっと張っていれば職場でもうまくいき、4年前の浩友会勉強会で大コケせずに済んだかな?と思います。
・先生がこんな良い講座を開いてくださっていることを他のOBにも伝えてあげたいな、と思います。
業界自体があまりうまくいっていないところが多いので、各所の「三戸ゼミ生」が果たすべき役割を果たせるように
いっぱい参加できたらいいのになと思います。
○安藤(25期,2014/03/24,22:00)
マレーシアから投稿失礼します。
中村さんと三厨が先生の話をまとめてくれたおかげで、参加できなかった自分でも、記事を見て参加した気分になることが出来ました。
ありがとうございます。場立てしてくれた渡邉にも感謝します。
一つのものから、どれだけ豊かな知見を引き出せるか。それはインプット量にかかっており、ままた気づいことをどれだけメモして残す習慣をつけられるか
これは自分の留学生活にも通じることです。異国の地でインプットのチャンスはものすごくあり、それをどれだけ吸収して考えていけるかだと思います。
また、番組自体は拝見していませんが、自分でもいろいろ調べて課題について考えてみたいと思います。
次回はSkypeで参加できればと思います。
○杉山@3期です 2014/3/25 12:17
三厨さん
まとめの掲載ありがとうございます。就職活動で忙しいだろうに感謝しています。
発起人としてお願いがあります。
>先生のお話しの録音を聴きなおして文字で起こしました。
この労力は評価、感謝に値しますが、配慮が足りません。
・今回のメモが、先生の講義録なのか、三厨さんのメモなのか中途半端、そしてわかりづらいです。
・講義録(先生のお言葉のテープおこし)であれば、掲載には先生の許可が必要です。(別途許可いただいていたらすいません)
先生は私たちの師であると同時にプロフェショナルなのです。
プロの仕事を断りなくネットにさらすことは断じてしてはなりません。
(過去の自分自身の反省から書いています。)
ご検討のほどよろしくお願いします。
〇三厨昌平(25期 2014/3/26 17:56)
三戸先生、先生の講義録の一部を無断でネット公開してしまったこと、大変失礼しました。
また直接伺って、許可を頂いてから書き込むようにします。
杉山さん、仰るとおり配慮が足りませんでした。ご指摘ありがとうございます。
講義録なのかメモなのか分からないということについてはしっかりまとめ直してから今月中に再度書き込みます。
講義の録音を持っているので、講義録という形でまとめるつもりです。
また先生の許可も頂いていないので、先生の許可を頂くまでは削除しておきます。
陽介、掲示板を見てくれて嬉しいです。留学先からSkypeで参加できるのは大変素晴らしいと思います。
ぜひ次回はSkypeで参加して、現地で発見したことの関連を話してください。
○笹井純也(26期 4/7 1:30)
投稿が大変 遅くなり申し訳ありません。
3/14の自分の日記を読みなおした所、「量は質に転化する、とおっしゃっていた。
とても安心した。気張らなくていいから、まず書こう。
(※日記のため、自分に向けて書いています。)」と書いていました。
そう思っていながら、書いていない自分がいて、本当に情けないです。
そこで、番組の感想やその場での気付きを日記と同じ場所でまとめれば、
気軽かつ欠かさずに書けるように思いました。試します。
また、まずは自分が興味ある分野から学べば良い、と知りました。
はじめは音楽やその他の趣味から、情報を能動的に受け取りたいと思います。
○渡邊 諒太 (26期, 4/15 0:20)
・「正解探し」ではなく「意味づけ」を考える。
今までの学校でやってきたことや大学の学期末テストなどは、
教科書に書いてあることを覚えてそれを書けば丸がもらえ、成績がもらえました。
僕自身がそれを意識的にそうであると 思うことは有りませんでしたが、
今回DVDを見て気付いた ことを書いてみると、B5一枚に収まってしまいました。
白板には先生が見たときに気付いたことがびっしりと書いてあり、
その一つ一つがなるほど!と思うようなことばかりでした。
そして見ているものが僕はとても少ないのだと改めて感じました。
そしてその原因の一つはエフピコが何故スーパーに求められるのかという問いに対して
「これ一つが正解だ」と思い込んでいたことではないかと考えます。
とあることに対してより多くの意味を考えることが出来る様学んでいきます。
・まずは問いをたくさん立てること。
DVDなどに正解がある訳でなくどれだけのことに気が付き、
どれだけの問いを立て、どのように意味づけるのかが大切であると学びました。
そして他の人が納得するような意味づけをするためにはまず量を増やすことが大切である、
量抜きにそれが質に変わることはない、また量はいつか質に転化する
ということを学びました。はじめに普段の生活や関心のある分野から気付きを増やしていきます。
(掲示板の報告について折角ご指摘を頂いたのにずっと返信をしておらず、申し訳ありません。
今回の第一段階目の投稿を何のために行うのか全く考慮しておりませんでした。
また、情報が不正確なまま投稿することで他の方を混乱させてしまいました。
普段の活動報告でも、他の方がその日どのような活動をしたのか分かる様に
記憶が曖昧な所を他の方に確認を取り、正確な情報を提供できるようにします。)
【削除キー:msdokkai】