掲示板

どんどんどんどんどんどんどん書き込んでね

ゼミ活動報告掲示板 大学院ゼミ掲示板 夜ゼミ掲示板 三戸ゼミ写真館

三戸ゼミHP  ゼミ歌留多 朋の会   25周年掲示板  モバイル専用URL

1022573

  《NOTICE!》

(1) この掲示板は横浜国立大学経営学部三戸ゼミナール関係者を対象としています。関係者以外の書き込みはご遠慮願います。
   何かありましたら、こちら(管理人アドレス)までご連絡願います。
   三戸ゼミナールに関係する書き込みでないと考えられる場合、管理人の判断により削除させてもらう場合もございます。

(2) この掲示板では削除キーを使用した編集方法がとられています。
   同時刻に複数の編集が重なることで別の書き込みが消去されないよう、
   投稿の際は文章の「貼り付け」等を利用して、「記事の編集」画面に留まる時間を短くするようにご協力をお願いします。

《TOPICS ( 10月27日 更新)》

【企業番組勉強会】  No.520310月29日浩友会勉強会@予習編  No.5194第10回ビジネス企業番組勉強会@予習編   No.5183第10回日程調整・視聴番組公募   No.5166第九回報告 No.5139第八回報告  No.5129第七回報告!  No.4982★報告一覧 

【ベ ッ テ ィ ン グ】 No.5204プロ野球・日本シリーズ2016 No.51952016リオ・パラリンピックBETTING!! No. 5181リオオリンピック第一弾 8月14日まで! No. 5182リオオリンピック第二弾 8月14日まで!

【書店日記&今月の雑誌】   No.5189書店日記&今月の雑誌8月号  No. 51777月 No. 51726月 No. 51605月 No. 51504月 No.5130【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!

【K-1 グランプリ】 No.51756・7月のキリ番報告 No.51613〜5月のキリ番報告 No.5134 祝 カウンター700000突破!  【No.48732014年K-1GP 【No.3920K-1グランプリ開催中! ⇒ 【No.4093報告要項

          Topics記録
名前 RSS
Eメール
題名
内容
画像
URL
削除キー 項目の保存 引用lot番号:
 

「終戦・原爆」に関して
No:4547 投稿者:三戸 投稿日:2013/08/19 Mon 00:12:13

○三戸「日々野君が問題にしてくれたネタに関して」(8/19,0:10)
「はだしのゲン」の絵が、というより中沢啓治の絵が好きじゃないこと、
「反戦漫画」も好きじゃないこと、そして「”またか”ネタ」でもあるので、
見出しを見ただけでスルーしていた。日々野君が取り上げているので、見てみることにした。
まず、新聞記事の紹介から (元ネタの確認をしておかないと、思わぬ反論を喰らう虞れもあるので、面倒かもしれないが、一応)。

はだしのゲン:松江市教委、貸し出し禁止要請「描写過激」
毎日新聞 2013年08月16日 19時22分(最終更新 08月17日 14時24分)
 漫画家の故中沢啓治さんが自らの被爆体験を基に描いた漫画「はだしのゲン」について、
「描写が過激だ」として松江市教委が昨年12月、
市内の全小中学校に教師の許可なく自由に閲覧できない閉架措置を求め、全校が応じていたことが分かった。
児童生徒への貸し出し禁止も要請していた。
出版している汐文社(東京都)によると、学校現場でのこうした措置は聞いたことがないという。
 ゲンは1973年に連載が始まり、87年に第1部が完結。
原爆被害を伝える作品として教育現場で広く活用され、約20カ国語に翻訳されている。
 松江市では昨年8月、市民の一部から「間違った歴史認識を植え付ける」として
学校図書室から撤去を求める陳情が市議会に出された。
同12月、不採択とされたが市教委が内容を改めて確認。
「旧日本軍がアジアの人々の首を切ったり女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」と判断し、
その月の校長会でゲンを閉架措置とし、できるだけ貸し出さないよう口頭で求めた。
 現在、市内の小中学校49校のうち39校がゲン全10巻を保有しているが全て閉架措置が取られている。
古川康徳・副教育長は「平和教育として非常に重要な教材。
教員の指導で読んだり授業で使うのは問題ないが、
過激なシーンを判断の付かない小中学生が自由に持ち出して見るのは不適切と判断した」と話す。
 これに対し、汐文社の政門(まさかど)一芳社長は
「原爆の悲惨さを子供に知ってもらいたいと描かれた作品。閉架で風化しないか心配だ。
こんな悲しいことはない」と訴えている。
「ゲン」を研究する京都精華大マンガ学部の吉村和真教授の話
 作品が海外から注目されている中で市教委の判断は逆行している。
ゲンは図書館や学校で初めて手にした人が多い。機会が失われる影響を考えてほしい。
代わりにどんな方法で戦争や原爆の記憶を継承していくというのか。
 教育評論家の尾木直樹さんの話
 ネット社会の子供たちはもっと多くの過激な情報に触れており、市教委の判断は時代錯誤。
「過激なシーン」の影響を心配するなら、作品とは関係なく、情報を読み解く能力を教えるべきだ。
ゲンは世界に発信され、戦争や平和、原爆について考えさせる作品として、
残虐な場面も含め国際的な評価が定着している。【宮川佐知子、山田奈緒】

(http://mainichi.jp/select/news/20130817k0000m040031000c.html)

はだしのゲン閲覧制限:教育研究全国集会で批判相次ぐ
毎日新聞 2013年08月18日 00時03分(最終更新 08月18日 02時08分)
 原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を、
松江市の全小中学校が図書室で自由に閲覧できない閉架措置とした問題を巡り、
名古屋市で17日開かれた全日本教職員組合(全教)主催の教育研究全国集会で、
出席者から「子どもの知る権利の侵害だ」との批判が相次いだ。
 図書館をテーマにした分科会で、専門家として参加した沖縄国際大の山口真也教授(図書館学)は、
過去に大江健三郎さんの著書「沖縄ノート」を学校図書室に置くことに抗議があったと説明。
一方、在沖縄米軍の機関誌を置く公立図書館への批判も紹介し、
「図書室も思想的対立に巻き込まれる時代だが、多様な本を準備するのが図書室の義務。
子どもが何を読み、読まないかを判断する責任は保護者にある」と指摘した。
 また、北海道大大学院の姉崎洋一教授(教育法)は、
松江市の措置を「保護者や教員の話し合いを経て、学校が主体的に本を選ぶべきだ」と批判した。
 出席していた山口県の中学教員も、取材に対し「子どもの感性は多様で、
『はだしのゲン』の受け止め方も任せたらよい」と閉架措置に疑問を投げかけた。【花岡洋二】

(http://mainichi.jp/select/news/20130818k0000m040114000c.html)

⇒@閉架措置にした理由は、
「旧日本軍がアジアの人々の首を切ったり女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」だという。
本当の理由だろうか?
>松江市では昨年8月、市民の一部から
 「間違った歴史認識を植え付ける」として学校図書室から撤去を求める陳情が市議会に出された。
というのだから、「残酷云々」が理由ではあるまい。
だが、「間違った歴史認識」を理由にすると…。
尾木ママの
>「過激なシーン」の影響を心配するなら、作品とは関係なく、情報を読み解く能力を教えるべきだ。
は、ズレた対応策ではなかろうか?

A「反戦思想の提示・表現の仕方」に留まらず、「先の戦争の歴史的評価」は、
小中学生レベルでの「情報を読み解く能力」を超えていよう
(だから、中韓では、子供のうちから「反日」を植え付けているのではないか?)。
>出席していた山口県の中学教員も、
取材に対し「子どもの感性は多様で、『はだしのゲン』の受け止め方も任せたらよい」
などというのは、教育の自己放棄、無責任ではないのか?
「子供の感性は多様」ではなく「子供は経験・知識が少なく、”価値の多様性”を理解できない。
だから、”受け止め方”にまで配慮せねばならない」のである。
「図書室も思想的対立に巻き込まれる時代だが、多様な本を準備するのが図書室の義務。
子どもが何を読み、読まないかを判断する責任は保護者にある」という指摘を支持したい。
戦争教育・原爆教育は、その残酷さばかり訴えるだけで、
なぜその戦争が起きたのか?原爆を落としたのか?(落とされたのか、ではない)
そして、今なお、世界中の国々は軍隊を持ち、
幾つもの国家が核武装している事実と理由・意味を教えていない。
適切な知識・理解抜きに、憲法改正の国民投票などできるのだろうか?
原発の議論を一切タブーとしたことが、結果的に、原発の危険性・安全性の議論を封じたことを、
戦争・原爆問題ででも繰り返そうとしている。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○「はだしのゲン」と関連して、8/15靖國問題を取り上げたい。(8/19,0:10)
なぜ、靖國神社参拝が政治問題化されるのだろうか?
朝日と同じ政治問題にしている毎日新聞に教えてもらおう。

質問なるほドリ:靖国参拝はなぜ外交問題になるの?=回答・吉永康朗
毎日新聞 2013年08月16日 東京朝刊
 ◇A級戦犯合祀、中韓が非難
 なるほドリ 毎年終戦の日には靖国神社がニュースになるよね。戦争とどんな関係があるの?
 記者 戊辰(ぼしん)戦争の官軍戦没者を慰霊するために
1869(明治2)年に「東京招魂(しょうこん)社」の名前で建てられたのが発端です。
10年後に靖国神社と改称され、日清、日露戦争から第二次大戦までは、
軍人・軍属の戦死者を祭る神社として旧日本軍の管理下にありました。
終戦後は連合国軍総司令部(GHQ)の命令で国から切り離されましたが、
現在も戦没者約246万柱が「英霊」として祭られています。
 Q 首相や閣僚が靖国を参拝するかどうかでもめるのはなぜ?
 A 主な論点は二つあります。一つは政教分離を定めた憲法20条との関係です。
このため、多くの政治家が「私人」としての参拝を強調していました。
もう一つは、靖国神社が1978年に「A級戦犯」を合祀(ごうし)したため、
内閣の歴史認識が問われるようになったことです。
85年に中曽根康弘首相が戦後初めて靖国を「公式参拝」した際、
中国が「過去の侵略戦争を正当化した」として問題視したのはA級戦犯の合祀が理由でした。
中曽根氏は翌年以降、参拝を見送りましたが、
2001〜06年には小泉純一郎首相が毎年参拝し、中韓両国との関係が極度に悪化しました。
 Q A級戦犯ってどんな人?
 A 第二次大戦で勝利した米英などの連合国による1948年の極東国際軍事裁判(東京裁判)で、
侵略戦争を計画・遂行したとして「平和に対する罪」に問われた人たちです。
東条英機元首相など政治家・軍人ら28人がA級戦犯として起訴され、
靖国神社はこのうち絞首刑になった元首相ら7人を含む計14人を一般の戦没者と同じように合祀しました。
天皇陛下はA級戦犯の合祀が公になってからは、靖国参拝を控えています。
 Q 何か解決策はないの?
 A 靖国の外交問題化を避けるため、これまで政府内では、
A級戦犯を別の神社に移す「分祀(ぶんし)」案や、
靖国に代わる「新たな国立追悼施設」を建設する案などが議論されてきました。
分祀案について靖国神社は教義上ありえないとの立場を崩していません。
国立追悼施設案についても、日本遺族会などの反対意見が根強く、解決のめどはたっていません。(政治部)

(http://mainichi.jp/opinion/news/20130816ddm003070102000c.html)

⇒本当に「A級戦犯の合祀」(だけ)が理由だろうか?
「A級戦犯の合祀」は「太平洋戦争肯定」となるのだろうか?wikipediaで面白い話を見つけた。             
焼き払い計画とローマ教皇庁[編集]
終戦後も靖国神社が存続したことについて、以下のような逸話が語られている。
戦後に日本を占領したGHQは、1945年、靖国神社を焼き払いドッグレース場を建設する計画を立てていたが、
賛否両論が巻き起こり収拾が付かなくなっていた。
そこでローマ教皇庁代表であり上智大学学長でもあったブルーノ・ビッテル(Bruno Bitter)神父と
メリノール宣教会のパトリック・バーン (Patrick Byrne) 神父に意見を求めることになった。
ビッテル神父は「いかなる国家も、その国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務があると言える。
それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」とし、
「靖国神社を焼却する事は、連合国軍の占領政策と相容れない犯罪行為である」とまで言ったという。
そして次の言葉で締め括った。
「靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根源であるというなら、
排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない。
我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、
いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、
すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである」
この進言により靖国神社は焼き払いを免れたという。
バーン神父もビッテル神父と同趣旨の進言をした。
さらに1951年、ローマ教皇庁はあらためて1936年の「祖国に対する信者のつとめ」訓令を再確認している。
その後、1975年には真言宗醍醐派品川寺僧侶仲田順和(のち醍醐寺第百三世座主)が
教皇パウロ6世に東京裁判で戦犯となったものへのミサを行うことを依頼すると、教皇はミサを約束する。
パウロ6世は1978年に死亡するが、1980年5月21日、教皇ヨハネ・パウロ2世がパウロ6世の遺志を引き継ぎ、
A級戦犯・BC級戦犯として処刑された人々へのミサがサン・ピエトロ大聖堂で行われ、1068柱の位牌が奉納された。

⇒ローマ法王(庁)は「靖國参拝」も「A級戦犯の合祀」も認めているのではないか?
>「靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根源であるというなら、
 排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない。
 我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、
 いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、
 すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである。」
こういうのを《見識》というのじゃないか?
カトリック・バチカンに対する尊敬心が湧き上がってこないか?

○中韓の靖國に対する姿勢が現れている話もあった。(しかし、まずい文章だなぁ…)
靖国神社・日本大使館放火事件[編集]
2011年には韓国系中国人によって靖国神社が放火される靖国神社・日本大使館放火事件が起き、日中韓政府間の外交問題となった。
1930年代に抗日独立運動をして捕まり西大門刑務所で拷問を受け殺されたとする曽祖父、
抗日新四軍連隊長の祖父と1942年に日本軍に捕まり強制的に慰安婦にされた韓国籍の祖母を持つと称すとともに、
東日本大震災の被災者を支援するボランティアとして日本に入国していたと称する容疑者は、
2011年12月26日に靖国神社を放火するとその日のうちに韓国に逃走し、
2012年1月7日に西大門刑務所を訪れて憤り、2012年1月8日にはソウルにある日本大使館に火炎瓶4本を投擲した。
なお、この日は祖母の命日としている。
日本政府は韓国政府に対して日韓犯罪人引き渡し条約で引き渡しを拒否できる政治犯には該当しないとして
数十回にわたり身柄の引き渡しを要請していたが、
中国政府は韓国政府に対して非公開に中国への送還を求め続け、
孟建柱公安部部長は韓国を訪問して韓国閣僚に事件について話し、
2012年10月16日には中国外務省の洪磊副報道局長が定例記者会見の場でも中国への送還を要求した。
2013年1月3日、ソウル高等裁判所は犯行について政治的大義のために行われたものであり、
日本に引き渡すことは大韓民国の政治秩序と憲法理念等に合致しないとして、
放火犯を政治犯であると認定するとともに日本への引き渡しを認めない決定を行った。
これに対して、河相周夫外務事務次官は駐日韓国大使に電話で抗議し、
安倍晋三首相は「極めて遺憾であり、強く抗議したい」と見解を表明した。
その後、駐韓中国大使館は容疑者を大使館に宿泊させた。
1月4日、容疑者は中国政府関係者の保護を受けながら韓国を出国して中国に帰国した。
上海空港では上海市政府関係者によって出迎えられた。

⇒このニュース知っていたかね?マスコミはきちんと報道していないなぁ…。

ところで、靖国神社は「国家のために死んだ戦士に対して敬意を払う場」であるという。
どこかで「敵味方の差別なく祀っている」と聞いたような気がするので、確かめてみた。
以下がwikiで調べたものだが、興味深い。

合祀祭
祭神は靖国神社の定める以下の内規に従って合祀される(2004年10月17日現在)。
※戦後に宗教法人の都合で合祀対象基準として加えられたものと、
戦前から合祀対象の基準とされていたものを峻別列記したものではない。

軍人・軍属
1.戦地、事変地、および終戦後の各外地において、戦死、戦傷死、戦病死した者。
2.戦地、事変地、および終戦後の各外地において、公務中に受傷罹病し、
内地に帰還後、療養中にその受傷罹病が原因で死亡した者。
3.満洲事変以降、内地勤務において、公務中の受傷罹病が原因で死亡した者。
4.サンフランシスコ講和条約の第11条にある裁判・判決によって死亡した者等
(極東国際軍事裁判等の軍事裁判によりA級戦犯・BC級戦犯であるかないかに関わらず死刑になった者等。
なお、日本政府は「法務死者」と呼び、靖国神社では「昭和殉難者」と呼称している)。
5.「未帰還者に関する特別措置法」による戦時死亡宣告により、
公務中の受傷罹病が原因で死亡した、とみなされた者。

準軍属その他
1.軍の要請に基づいて戦闘に参加し、当該戦闘に基づく負傷または疾病により死亡した者
(満洲開拓団員・満洲開拓青年義勇隊員・沖縄県一般邦人・南方および満洲開発要員・洋上魚漁監視員)。
2.特別未帰還者の死没者
(ソビエト連邦・樺太・満洲・中国に抑留中、死亡した者・戦時死亡宣告により死亡とみなされた者)。
3.国家総動員法に基づく徴用または協力者中の死没者
(学徒・徴用工・女子挺身隊員・報国隊員・日本赤十字社救護看護婦)。
4.船舶運営会の運航する船舶の乗務員で死亡した者。
5.国民義勇隊員で、その業務に従事中に死亡した者(学域組織隊・地域組織隊・職域組織隊)。
6.旧防空法により防空従事中の警防団員。
7.交換船沈没により死亡した乗員(「阿波丸事件」を指す)。
8.沖縄県の疎開学童死没者
(輸送船対馬丸で沖縄から鹿児島への学童疎開中に敵潜水艦により撃沈された小学校児童達を指す)。
9.外務省等職員(関東局職員・朝鮮総督府職員・台湾総督府職員・樺太庁職員・南洋庁職員)。

その他
•幕末の志士である吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作、中岡慎太郎、武市半平太、
橋本左内、大村益次郎等も維新殉難者として合祀されている。
これは戊辰戦争における新政府軍側の戦没者を契機として創祀された事情から
戊辰以降の戦没者を対象とする合祀基準を、嘉永6年に遡らせたためである。
それに対して、戊辰戦争での旧幕府軍の兵士や、
奥羽越列藩同盟の兵士、新選組や彰義隊などの旧幕臣の戦死者は祀られていない。
ただし、禁門の変で長州藩勢との戦いで戦死した会津藩兵らは、朝廷(天皇)を守護したとして祀られている。
(また長州藩はこの禁門の変では賊軍とされているが、戦死(実際は自害)した久坂玄瑞などは合祀されている。)
•明治維新の功労者であっても、その後に叛乱を起こし、
あるいは叛乱に加担した西郷隆盛や江藤新平、前原一誠らは祀られていない。
•1868年(慶応4年)2月15日に起きた堺事件(土佐藩の隊旗を奪ったフランス人水兵を土佐藩兵が殺害した事件)の責めを受けて、
堺(現大阪府堺市)の妙国寺で切腹した11人の土佐藩兵は祀られている。
•西南戦争で戦死した警視隊の警察官も祀られている。
•乃木希典、東郷平八郎といった著名な軍人や八甲田雪中行軍遭難事件の遭難者等は、
戦時の死歿者でないため祀られていない。
•女性。女性は5万7千余柱が祀られている。
西南戦争、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争における軍病院、病院船の従軍・救護看護婦などである。
最初の女性合祀者は、戊辰戦争の南部・秋田戦線で死亡した、女軍夫の山城ミヨである。
沖縄戦でのひめゆり学徒隊、白梅学徒隊等の7女学校の生徒、南樺太での真岡郵便電信局事件の女性等を含む。
•学徒。学徒動員中に軍需工場で爆死した学徒。
•戦後に殉職した自衛官、海上保安官、政府職員等に関しては祀られていない
(ただし、護国神社では相殿に祀っている所もある)。

⇒西郷隆盛も祀られていないのか!?明治の元勲なのに…。
祀られているのは「官軍」であり、「官軍=天皇軍」ということなんだ…!
 >戊辰戦争での旧幕府軍の兵士や、奥羽越列藩同盟の兵士、新選組や彰義隊などの旧幕臣の戦死者は祀られていない。   
>ただし、禁門の変で長州藩勢との戦いで戦死した会津藩兵らは、朝廷(天皇)を守護したとして祀られている。

なんか、靖国神社に対し認める気持ちが薄まったなぁ…。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%96%E5%9B%BD%E7%A5%9E%E7%A4%BE)

◯ 木田世界 (25期 8/20 1:22)

 …「子どもの感性は多様で、『はだしのゲン』の受け止め方も任せたらよい」…
この記事を初めて読んだときは、この意見に肯定的で、はだしのゲンが偏っているとしても、他の視点から戦争を扱った
作品に接する機会があるなら問題ない、だから図書館は”偏った”ものもおいて構わないだろう、と思っていたのですが、
これでは、先生のおっしゃるように教育の自己放棄になってしまいます。
冷静に自分が小学生の時の様子を思い出してみれば、情報の偏りの判別能力などというものは全く持ち合わせていなかったです。

また、教皇庁の、「いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは
すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである。」
という言葉にはうなずかされます。
国家のために死んだ人を祀るといいながら西郷たちを祀らない靖国神社とは大きな違いがあるようですね。
世俗的な立場の違いを超えて、祀るべき人を祀ることに神社の存在意義があると思いますし、
政教分離が成り立つと感じます。
ただ、A級戦犯が国のためを想っていたか、は確かではないと思います。

脱線しますが、靖国神社周辺には、遊就館・昭和館・しょうけい(承継)館という戦争に関する博物館があるのですが、
戦争に対する見方がそれぞれ特徴的で(遊就館などは、兵士を英雄化し戦争を正当化していると左派から多く批判されています)これらを比べて見るのも面白そうです。


○中村貴治(20期,08/21,05:00)
『はだしのゲン』、私も小学校の図書館で読みました。

閉架騒動は、「子供たちの情報選択能力」や、「受け止め方は多様」、「知る権利」を盾に反論するなら、
他の過激な表現(暴力的、性的など)を青少年に対して禁止している根拠はどうなってしまうのか、
(何故、他の過激な本は"駄目"で、『はだしのゲン』は"良い"のか)と感じていました。
確かに、基準があるとすれば、保護者など社会が判断すべきものであり、
これまでは「読ませるべきだ」と判断されたから図書館にも置かれていたのだろうと思います。

今月のテレビ朝日「朝まで生テレビ」では「戦争の総括」を扱っていました。
最初だけ視聴したのですが、「戦争全般が、絶対的に駄目」という総括は、
特定の戦争の総括として成り立つのだろうか…、と感じました。

戦争全般を否定するのであれば、それならそれで何故「その戦争」が起きてしまったのか、
どこにミスがあったのか、過程を検証し、反省へとつなげるのが筋だと思いますが、
戦争自体をただ「悪い」、触れてはならないものとして「タブー化」したことが、
70年近く経っても未だ総括ができていないことになっているのではないかと感じます。

この「総括ができていない」ということは、
「『はだしのゲン』は、何故子供たちに見せて"良い"のか」という問いを突き付けられた際に、
大人、社会が明確な答えを述べられていないことにも表れているように思います。


靖国神社に対する教皇庁の見解は、そもそも死者へ敬意を払うとはどういうことか、
ということに、改めて立ち返らせてくれる言葉だと感じました。
イデオロギーがかった論争に巻き込むべきことではなく、
何時の間にか、自分も巻き込んでいたことに気づかせてくれる件だと思います。
(それだけに、最後の「官軍」の件は残念です)


○岩切(4期、8/24 12:55)
ご無沙汰しております。
今日もこれから仕事なので、あまり長く書けませんが、少しだけ。

はだしのゲンは被爆地長崎で育った私も読んだことがあります。しかし、被爆直後の話までしか記憶になく、旧日本軍の蛮行についての描写などは記憶にありません。そこまで読んでないのか、もしかすると、実写化された映画の部分だけの記憶だけがあるせいかもしれません。

私のうちは産経新聞ですが、本日の産経抄に「はだしのゲン」について書かれていたので、それを紹介いたします。リンクとかが出来ないので、平打ちしました。誤字脱字があったらご容赦ください。

以下、産経抄8/24
「貴重ということばを辞書で引いてみると、「きわめて大切なこと」や「とうとび重んじること」とある。
原爆投下後の広島で暴力的に生きる少年たちを描いた漫画「はだしのゲン」をいくつかの新聞は、「貴重な作品」と評していてびっくりした。たぶん辞書を引くのをお忘れになったのだろう。
ゲンは昭和48年、少年ジャンプで連載が開始された。当時抄子は、なけなしの小遣いをはたいてジャンプを毎週買っていたが、「ど根性ガエル」は覚えていてもこの作品は、ほとんど記憶がない。同誌名物の読者アンケートでも下位を低迷していた。
同じ作者の手による「反原爆」漫画でも、大阪万博の年に発表された「ある日突然に」の方が、被爆2世とその父の哀切を描いて完成度が高かった。にもかかわらず、ゲンが全国津々浦々の学校に置かれるようになったのはなぜか。
ジャンプで連載が打ち切られると、ゲンは、日本共産党系雑誌に、そこも打ち切られると日教組系雑誌に掲載された。根拠のない日本軍の"蛮行"や昭和天皇への呪詛がてんこ盛りになったのもこのころである。
親の知らぬ間に、「平和教育」の美名の下に教師たちが、グロテスクな「反天皇制」漫画を喜々として図書室や教室に置いていったこと自体おかしい。松江市教育委員会は、教師の許可を得てから閲覧させるよう市立小中学校に指示したが、当たり前で遅すぎるからいである。
同年代にジャンプでヒットした永井豪の「ハレンチ学園」は、ついぞ小学校の図書室に置かれなかったが、誰も言論弾圧とは言わなかった。ふだんは漫画を下に見ているのに、ゲンだけは特別扱いにする教師や新聞には、何か別の意図があると疑ってかかった方がいい。」

靖国神社は弊社の本社が近くにあるので、過去に3度ほど参拝させて頂きました。遊就館も含めて、一度くらいは行ってみても良いのではないかと感じております。

◯杉山@3期です(2013/8/26 23:06)

はだしのゲン問題

先日(8/25)のサンデーモーニングでも取り上げられていました。
それぞれのコメントが紹介されていたサイトからの引用です。
みなさんはどのコメントに賛成しますか?

1)橋谷能理子は自分の子供が「はだしのゲン」がドラマ化され、一緒にテレビを見たときの話を語った。「子供の心にダイレクトに入ってくる作品ではないか」と 語っていた。
2)戦争の風化を防ぐためなら、子供に見せるべきと関口は語った。
3)田中秀征は若い世代に戦争を知ってもらいたい、と語った。
4)大宅映子は実際に読ん でみてかなりショッキングな内容だが、誰かが閲覧制限をするのは間違っている、と主張。
5)荻上チキは強制されて読んでいるわけではない、大人たちの議論の未成熟さが現れた結果だと語った。
6)”はだしのゲン”が 閲覧制限されていることについて金子勝は、戦争を楽しく明るく描くことは出来るのか、と疑問を呈し「今この時にこの問題が上がるのは、原発・放射能などに 無知な子供を作る意図が見える」と語った。
7)岸井成格はこの“はだしのゲン”について、描写に疑問を持つ所はあるが、子供たちに関心を持たせるために必要、 その考える機会をなくしてしまう、と語った。
8)荻上チキは先日、作者の妻の・中沢ミサヨさんに電話取材を行った際、作者は多くの保護者から手紙をもらってい たが、「子供が受けるショックは何かを考えてください」と一人ひとりに手紙を返信していたという。

僕は「大人たちの議論の未成熟さが現れた結果」という荻上チキのコメントにうなづかせられた。この問題の本質は何かに一番迫っていたような気がしたからだ。僕自身はこの作品、昔途中で挫折したのを思い出しました。

本日閲覧制限撤回のニュースが報道されました。何故撤回するのか、理由を明らかにしてほしいところです。


○日々野@15期です。
先生、取り上げて頂いてありがとうございまいた。
にもかかわらず、反応が遅くなり申し訳ありません。

杉山さんが掲載してくれた中で、
6)金子勝の「戦争を楽しく明るく描くことは出来るのか」
にドキッとしました。
確かに指摘の通り。ではどのように、どの方法で(どういう資料を使って)伝えるべきなのか。
自分はもういい大人ですが、明確な答えがないことに、恥ずかしくも、難しく感じています。

図書室の本は、教科書とは違って、手に取るかどうかは自主性に任されている。
子供が、興味・関心を持ったときに、その知的好奇心を遮ることが果たしてよいことなのか?
そう思っていました。
しかし、中村さんが例示してくれていますが、「他の過激な表現(暴力、性的など)を青少年に対して
禁止いている」こととの平仄はどうなるのか。確かにそういうものであれば、止めに入ると思います。
結局、許可する・しないの前提として、自分(大人)がよい・悪いの価値判断を”既に”していたのだと
気付かされました。
そのことに今まで無自覚であった。無自覚ということは、その価値判断の責任にも気付けていないのであり、
全く無責任であったと、しみじみと思い知りました。

そうか、無責任とは、責任をあえて放棄することだけでなく、
責任があることに気付けていない場合もあるのですね。
ありがとうございました。

⇒三戸(9/28,2:24)
杉山君、僕も「サンデーモーニング」見たよ。
どれも、大きく促せるものはないが、敢えて選ぶなら、
5)荻上チキの後半「大人たちの議論の未成熟さが現れた結果」に近いかなぁ…。
私は、絵が好きじゃないし、
原爆以外の部分(戦争・天皇)はあきらかに特定のイデオロギーにたつものであり、
原爆の"悲惨さ"を描いているからといって、その部分まで肯定し、
子供に読ませていいとは、思えない。
テーマが「良ければ」、描き方はどうでもいいのか?
「はだしのゲン」もマンガ(作品)だろ?
原爆反対=正義で全部肯定するなぞ、知的とは言えないなぁ…。

これ以外に、原爆を教える適当な作品がないのか?
そして、議論している・意見を言っているものは皆読んで言っているのか?
という2点で「大人たちの議論の未成熟さが現れた」と思う。
関口・田中は「啓蒙主義」そのもの。
大宅・金子は「自由主義」そのもの。
19世紀20世紀のまんまじゃないか?
その2つを全面的に否定はしないが、自分の意見が「まんま(陳腐)」であることには気づけよ。
岸井は「啓蒙主義」+「自由主義」だが、「描写に疑問を持つ所はある」には評価したい。
今回の出来事の発端は、「啓蒙主義」、「自由主義」というイデオロギーが引き起こしたこと、
「はだしのゲン」は「自虐史観」に立つ「原爆投下は"自業自得"」論であることに気づかないようじゃ…。
「繰り返しません」「過ち」をしたのは誰なんだ?
「過ち」は原爆投下か、太平洋戦争か?
太平洋戦争から原爆投下までは「一本径」で「必然」か?
今回の「はだしのゲン」問題は、「子供の"知る権利"」論に限定させりゃ、
「歴史認識」を避けられる、と無意識にでも思っちゃったのかな…。


【hadasinogen】

Pass



Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板