[ No.167 ]
まだ続く注目点(7)
投稿者: PON@管理人
2004年11月25日 (木) 17時23分 |
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もう終ってしまったけれど、再演に向けて好きなところを。
★坂元クリス 最初にはっきり言っておきます。 マイ・ベストクリスは井上君なのですが、好きです。特に橋本楽のクリスはもう、愛すべき対象となっております。 うまくまとまらないのですが彼の愛すべきところをいくつか。
・単純そう ナイーブを絵に書いたような井上クリス、苦悩の石井クリスとは全然違う。 確かに悩む。でも3歩歩いたら忘れそう。で、殴られて思い出し、悩むがまた忘れる。 この立ち直りの早さがバカではなく、イヤミでもない。愛すべきクリスになっているのです。これがサカケンクリスの魅力。
・若い 上記の単純さだけではなく、坂元さんの身体の使い方、表情のためでしょうか。 下手するとキムよりも若く(幼く)見えます。エレン、放おって置けないだろうなぁ・・・ 他のクリス達とは全然違う意味で母性本能を刺激してくれます。
・背中から心情がにじみ出る 「背中で演技」と書くと素晴らしいけれど、それに近い。 エレンに「どちらとるの?彼女?私?」とつめよられたら背中に「どうしよう・・・」とマンガでよく使われる巨大な「汗マーク」が見える。 茶化しているようにみえるけれど感動しているんですよ〜〜。
以下、場面ごとに・・・
*ドリームランド ドリームランド上手で後ろを向いて立っている姿。 奥のGIと話をしているのか、今となっては確かめようが無いのですがベンチ(椅子?)の背に倒れ掛かるようにして立っている姿が無邪気で可愛らしい。 もちろん、このシーンでクリスが無邪気でも可愛らしくあってはいけないとは思うのだけれど、目を奪われます。
*キムの悪夢2 「戦争だぞ今は〜♪」のパンチくらったあと下手にジョンに引きずられてはけるシーン。 「ずるずる」と引きずられる姿が、可愛いらしい。「ズルズル」ではなくひらがなの「ずるずる」。このシーンでクリスがかわいらしくあってはいけないとは思うのだけれど・・・ 特にジョンは皆さん背が高いので無抵抗に引きずられる感じ。ギャグマンガ的ポーズで目を奪われます。
★今井ジョンとサカケンクリス 以前に岡ジョンとサカケンジョンを「高級士官と下士官コンビ」と書きましたが、今井ジョンとサカケンクリスは庶民派コンビ。ジョンはそれなりの地位にいるようなので、下士官からたたき上げというわけではなさそうだけれど、士官学校出のエリートであったとしてもそうは見えない。(もっともアメリカ各軍のランクや士官学校の位置付けが全くわからないのでイメージのみです) この二人だと「つるんで遊ぶ」のが容易に想像できる。 多分、サカケンクリスの気持ちがふさいでいない頃は、二人してつるんで女の尻追っかけてはめ外す時もあったのだろうな〜。騙されて二人して身ぐるみ剥がされ、でも豪快に笑いながら宿舎に帰ってくる。・・・・妄想♪
*ポスト・ブイドイ 上にサカケンクリス=単純と書きましたが、ジョンも相当単純と思うところが。 キムの近況を伝え、クリスがどうしよう・・・と悩むと う〜んと考えて、すぐに「よし!」と思いつき「エレンと二人でバンコクへ行け」とアドバイスする。 他のジョンはクリスが悩む事を当然予測し、その応えを考えてきたうえで「バンコクヘ行け」といっているのに対し、すばやいというか・・・・おっさん思い付きで言っているだろ?! これだからサカケンクリスとも合うのだろうな・・・。
<26日追記> 今まで先入観やネタバレを極力避けるよう役者さんの オフィシャルHPは見なかった。 千秋楽を迎えめでたく解禁とし、坂元さんのHPを見てみた。 日記を読んだら、舞台の印象そのままの日記だった。 気がつけば一番語っているのは坂元さんだったりもする。 いかん。完全にサカケンに萌えてる?! 基本的にファンイベントやライブには行けないのでファンクラブは 入らない主義。(ろっくりばーだけ)でも、思わずファンクラブ 申し込み宛先をプリントアウトしてしまった。
★戸井トゥイの死11月22日マチネver. 以前は撃たれるのをそれなりに予測していてそれを哀しむ笑みを浮かべるように見えたのですが、今回は違いました。 最後まで自分を撃つとは思いもしない、何が起こったのかもわからない脅し用の笑いがはりついたまま死んだトゥイでした。怖く哀しかった。
そんなトゥイの死に様のためでしょうか。 撃った後に笹本キムは死んだトゥイの手にキスをして手を組ませるのですがこの一連の動作があまりにも偽善的にみえて、私はキムに対して怒りを覚えました。泉見・tekkanトゥイの時はあまり違和感は無いのですが。 でも、やはりこの一連の動作は、笹本さんの演じ方のせいもあるけれど妙に落ち着いていてうそ臭いと思ってしまいます。(だからあれだけ好きな知念キムも手を合わさせた時の妙な間が嫌いだった) 多分笹本さん自身が「トゥイ」を大好きなのでしょうね。そして現代に生きる「笹本さん」は「トゥイ」を殺していない。だから余裕があって静かにキスができるのだと思います。 演技に正解は無い。 でも、どうしても、トゥイを殺してしまってパニックになり叫び、傍らに立ち尽くすタムを見てやっと自分が取るべき次の動作(=逃げる)を思い出す後半の松キムの方が自分的にはしっくり来ます。
しまった。あまり批判は書かないようにしていたけれど・・・ごめんなさい。 |
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