[38325] コードギアス 追憶のエミリオ intermission 展望 |
- JIN - 2018年10月14日 (日) 10時44分
リトアニア首都カウナス。
「大変です! ダリア様! ウクライナ南部方面軍が北ユーラシア領域に侵攻! 北部方面軍並びにポーランド・ベラルーシ両軍も呼応し、ヴォルガ河にまで到達する勢いとの事!」
展開された地図を覗き込む四人。
アグネス・クールランド。ハーラル・クロイツヴァルト。マティアス・エルガー・ラヴィナス。そしてダリア・エーリカ・ヤゲヴォ。
「まさか、そこまで深く入り込めるなんて」
「北ユーラシアの今の体制は都市国家の集まりみたいな物よ。各都市が呼応すれば一気に行けるわ。ハーラル」
「スモレンスクは避けての侵攻ですから、かなりウクライナ寄りにならざるを得ませんね」
「流石にサンクトペテルブルグやモスクワに近い地域での支持は固いみたいだからな」
「あちらの活動が優勢になればまたポーランドやベラルーシからの派兵圧力が強まりそうですね」
「三国それぞれの内部にだって参戦派はいるわよ」
「しかし直接領域を接するわけでもないバルト三国として参戦の旨味は少ない。強いて言えば勝った場合のポーランドやベラルーシとの関係を睨んでの物になる程度だ」
「…」
「…ダリア様?」
「…例のナイトオブリングスが東部から戻ってくる。果たして彼らとどちらが上か。まずはそこが見物ね」
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