| [1063] 《零〜4day〜》 |
- 蘭 - 2005年11月26日 (土) 23時41分
RES
解散の総隊長の声で、大半の隊長・副隊長が隊舎へと戻っていった。
「嶺舞ちゃん」 「・・あ?」 「仲良うしてな。」 「・・・却下。」 「えー、何でぇな。ボク、嶺舞ちゃんと仲良ぉしたいねんけど。」 「私はしたくねぇ。っつーか、そんな呼び方すんな。気色悪ぃ。」 「えーっ、ひどいわぁ。」 「おい、吉良。」 「えっ?あ、は、はい!」 「そんなに畏まらなくていい。」 「は、はぁ・・」 「・・・お前も苦労してんな。」 「・・・え?」 「ちょっ・・どういう意味?嶺舞ちゃん!」 「そのまんまの意味だ。いくぞ、凍真。」 「ハイハイ・・っと。八つ当たりは勘弁だからな、嶺舞。」 「しねーよ。」
市丸を一瞥して、嶺舞と凍真は零番隊の隊舎へと向かった。
「・・・あの、市丸隊長?」 「・・ええわぁ。」 「・・は?」 「嶺舞ちゃんええわぁ。めっちゃボク好み。」 「・・・はぁ;(確かに、すごく綺麗な人ですけど・・)」
「ったく・・何なんだ、市丸ギン!」 「そんなに腹が立ったのか?」 「そりゃーもう!なーにが突然「嶺舞ちゃん」だ。ふざけんな! 私はなぁ、ああいうチャラチャラした奴がいっっっっっちばん嫌いなんだ!」 「・・なるほどな。」 「・・おい、凍真。どうでもいいと思ってるだろ。」 「実際、どうでもいいしな。」 「・・・あーっ、私の話を親身に聞いてくれる奴がほしー!」 「(・・・まぁ、市丸ギンがあまり嶺舞にちょっかいを出すようなら・・・俺だって黙ってないけどな)」
「ねーねー、剣ちゃんっ、いこうよっ、嶺舞ちゃんのとこ!」 「行きたいなら一人で行け、やちる。」 「何でー?剣ちゃんも嶺舞ちゃんのこと気に入ったでしょーっ?」 「気に入ったが、アイツとやりあうのはまた今度だ。 アイツの実力をよく見てからでも遅くねぇ。」 「・・・ならいいけど・・。 でも、珍しいね、剣ちゃんが慎重になるなんて。」 「・・・アイツは、本物だからな・・」 「・・・?」
「・・・恋次。」 「はい?何すか?朽木隊長。」 「宰奏嶺舞・・・。よく、調べておけ。」 「・・・?はい・・。」
「ねえ隊長、さっきの宰奏隊長・・美人でしたねぇ。」 「・・・」 「私とどっちが美人です?」 「くだらないこと言ってないで、さっさと仕事しろ。」 「やっぱり隊長もまだまだ子供ですねぇ。 こういうときは、お世辞でもお前だ、って言うもんなんですよ。」 「何でそんなこと言わないといけねぇんだ!」 「・・すいません。でも、隊長。ほんとに宰奏隊長美人だと思ったでしょう?」 「・・うるせぇ。」
はてさて、この2人の登場により、護廷十三隊に、一波乱起きそうな予感であります・・。
<後書き> ナンダ、コレハ。(カタコト!?) いやぁ〜・・・意味不明っすね。 何か、零番隊をとりまく護廷十三隊の人々の心境の変化?みたいな? 朽木隊長と恋次のやりとりは要チェックです! ここテストに出ますよ〜。(は?) ・・・白哉さん大好きなんです。 出来る限り絡ませていきたいな〜、と。 (注:これ以降、白哉さんがちょっと頭の弱い子に脚色される場合があります。 それを許せる心の広い方のみご覧下さい。) ・・・白哉ファンとして、私もあまりおバカな白哉さんは見たくないんですが;

|
|