★[16904] 感動 演技と歌世界に引き込まれます
お名前：まなみさん
投稿日：(2020年09月22日 (火) 19時52分)
幸男さんをモデルとしたと思しき、主役の60代のミュージシャン（武田晋さん）、その若者時代の自分自身（ＳＡＳＵＫＥさん、超イケメン！）、元恋人で40代の姿で現れたナギサ（タテヤマユキさん 熱演）時空を超えて過去の自分やかつての恋人と対峙することになる主人公。
摩訶不思議な設定ながら、ある程度の年を経てきた人には、
共感できるとこも身につまされる部分もあり、
引き込まれました〜。
役者の武田さんが上手いのはもちろんですが、ＳＡＳＵＫＥさんとユキさんの演技力、やはり歌という表現力をお持ちのアーティストの皆さんは演技という表現のフィールドでもその才を発揮されるのだなあと感動。そこに山木将平さんの繊細なギターが絡み、全体を覆う幸男さんの雰囲気のようなモノ、幸男さんの歌で幕を開けそしてフィナーレを飾るまで一気に引き込まれます。
それにしても「君に話しかける僕は誰」というタイトルが示すものは何でしょう？
もしかしたらこの主人公はこのコロナ禍の中で知らずに罹患して、生死の境を彷徨うなかで
自分の肉体を離れ、時空を超えて若き日の自身の魂や恋人の魂に向かい合っていたのだろうかとも取れます。深いです。
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