|
小西伸也 |
|
【コレステロールで血液はドロドロにはならない】
粘度計で計ることができますが、コレステロールで血液粘度は変化しません。 血漿の粘度に関係するのはγ-グロブリンとフィブリノーゲン。 コレステロールを含むリポタンパクは粒子が小さすぎて粘度には関係しません。
血液粘度が原因となる代表の病は脳梗塞。 作られた常識とは異なり、高脂血症の方が、脳梗塞の死亡率は低い。 表を見ていただければわかるとおり 高脂血症の人はコレステロールが低い人に比べて死亡率が約半分。
図は2010年 脳卒中患者データベースに登録された症例4万7782例から、 高脂血症、糖尿病、高血圧の治療を受けてないデータより
|
(147) - 2022年03月20日 (日) 10時06分 |