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小西伸也 |
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満腹の感覚が変わる
満腹を感じて食事が終わります。心が幸せになり、お腹が膨れ、体が満足して食事終了です。この量は個人差があります。
レストランでパスタを1人前食べます。1人前という量は平均的な量です。多くの人はこの量では肥満になりません。他の人がこの量を食べて肥満にならないから、自分も同じ量を食べないと損だと考えてしまいます。
しかし、個人差があり、あなたが肥満ならこの1人前の量は肥満量です。人と同じだけ食べないと損だという考えが、【ニセの食欲】を生みます。
隣の家の人が指輪を買ったから、自分も指輪がほしいと思うのと同じ。よく考えれば愚かなことです。
まず下記を認識します
満腹を感じる量=
本当の食欲を満たす量+
【ニセの食欲】を満たす量
肥満の人は満腹を感じる量の半分が【ニセの食欲】から作られています。はじめは量を減らすと空腹を感じます。我慢できず食べ過ぎてしまい、やはりダイエットは無理だと思うかもしれません。食べ過ぎてもいいですから、罪悪感は持たずに、ただ半分は【ニセの食欲】だったのだと認識してください。
この認識を何回も脳にたたき込みます。最初は半分に減らすのが難しければ、1割減でもいいです。
それを繰り返していくうちに、あなたの満腹を感じる量が減っていきます。潜在意識が変わっていくからです。
やがて潜在意識の【ニセの食欲】が半減し、満足できる食事量=体重が減る量に自然となります。
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(92) - 2021年12月08日 (水) 04時28分 |