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投稿日:2010年09月17日 (金) 16時51分
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■企画趣旨 日本は、二国間援助また世銀・ADBの融資を通じて、海外における多くのダム開発を支援してきました。ダム開発の計画段階においては国レベルの経済開発のみならず、地元社会の発展や貧困削減など、「バラ色の未来」が描かれてきました。しかし、果たしてそれらは実現したのでしょうか? 一方で、気候変動対策や水資源開発、日本企業支援などの名目で、現在さまざまなダム開発計画が浮上してきています。 本セミナーでは、期待された事業効果を生まず、かえって農民に借金を負わせてしまったフィリピンのボホール灌漑事業や、「貧困削減」を掲げたラオスのナムトゥン2ダムなど、ODAによって支援された3つのダム事業を振り返り、その問題点を検証します。
■日時 2010年10月12日(火)14:00〜16:00
■場所 衆議院第2議員会館 第2会議室 住所:東京都千代田区永田町2−1−2(最寄駅:東京メトロ 国会議事堂前駅 永田町駅)
■プログラム 1.開会あいさつ(5分) 2.ODAによるダム開発 1)山積する未解決の問題〜フィリピン・ボホール灌漑事業が招いた混乱
波多江秀枝/国際環境FoE Japan委託研究員 Reynaldo Luchana (レイナルド・ルチャナ)氏/ピラーダム事業の犠牲になった農民連合(ALMABIPDA:アルマビプダ)代表 2)破られた約束〜「貧困削減ダム」ラオス・ナムトゥン2が生む貧困 東 智美/メコン・ウォッチ 3)開発による貧困にどう対するのか~タイ・パクムンダムの教訓 木口由香/メコン・ウォッチ 3.ODA見直しは生きるか 清水規子/国際環境NGO FoE Japan
■主催 国際環境NGO FoE Japan,、メコン・ウォッチ
■参加費 無料 |
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