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投稿日:2004年05月21日 (金) 16時12分
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「ユニマット」という企業が「西表島の月ヶ浜」で環境破壊を行っている。 宮古島だけに飽き足らずである。 しかも不意をつく汚い手法である。町長も同罪である。町民に耳を貸さない。なぜリコールがおきないのだろう。
しかも景観美しく、海亀の産卵場になっている長い浜辺全てである。 あの浜は「ユニマット」のものでは断じてない! あのようなものが必要な人は、あの島を訪れるべきではないのです。開発が進み自然が削られ、リゾート地と化してしまった場所にでも行けばいい。
あの自然は永久財産なのです。現代で食い潰してよいものではない。
ユニマットのリゾート部門による、自然の大量破壊兵器の投入(おそらく目前の海の生態系は5年で大打撃、10年でほぼ壊滅的と思われる)もそうであるが、行政や島民の動きにも悪い意味の変化を感じる。
西表レンタカー。先代?の時と今では応対の人間味が違う。 島を訪れ借りる客が増えたのは判るが、空いている車を貸してくれない。空いていて選択出来ないなど、レンタカーの常識としてあってはならない。
次に交付金事業丸出しのサイズの道路造り。すごくヘンピな所にまで、3メートル歩道がある。誰が歩くんだ? 道端の蝶と鳥が姿を消したぞ!
そして宿、大手旅行会社が送る単発の客の受け入れが、長年通う客を締め出す。直近の儲けしか目に入らないのか?
ピナイサーラ滝へ向かう遊覧船。島の人間が自然の楽しみ方を知らずどうする?マングローブを歩こうが、カヌーを使おうが水も汚さなければ破壊もしないが、その距離の川を何故に汚すのか?
今、西表島は行った事が無く想像の世界で、素朴で自然の楽園で神秘の楽園のイメージを持つ人達には残念ながら期待を裏切ります。 島の今後は、観光地化に進み遊び場所を破壊と共に作り、素晴らしい自然を提供する場所ではなくなる。
大都市経済を受け入れるとは、大都市からの「悪いものも受け入れる」ということである。今までみたいに島の自然に良心的な観光客ばかりではなくなる。自然の問題だけではなく治安の問題もいずれテーマになる。明治維新や戦後処理と同じ、いいとこだけ取りは出来ないんだ。
島に長年通う者として、愛した者として、これからも通い続け、島の最後を見届けてあげようと思う。 そしてその日は私の寿命で間に合うだろう。
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