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投稿日:2003年03月19日 (水) 09時26分
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私も東京郊外に住んでいるので、たいしたことは言えないのですが、山村での仕事が多かったので感じたことを書きます。 都会にいて「自然を守れ」といってる人たちには、かなりおかしい人がいます。とくに、アウトドア派を自称してあちこちで「自然と親しんで」いる人たちには、地元から相当ひんしゅくを買う人がいます。 ちかごろはゴミだけは持って帰ることが多くなりましたが・・・。 山村などでは、地元民は、昔から自分の周囲の自然をかなり大切にしてきました。そのために、里山なり、その奥の森林などがいままできれいに残ってきたのです。 ところで、都会からくる「しぜん派・アウトドア派」の人々は、そこにある自然は自分達も含めた共有財産だとかいって、利用したり、地元民が何かをつくるために変えようとすると様々に文句をいったりします。 そして都会に帰って、都会的な生活をし、疲れたからと山村に来て自然は大切とかいいながらしばらくいて、また都会に帰って・・・。 彼らは山村でそこの人たちがどれくらい自然と付き合ってきたかは、ほとんど考えません。自分達のために「今ある姿を変えるな」といっているだけの人が多いです。極端にいえば、「山村の人は自分達のために自然を守って奉仕しろ」ということなのです。 都会にわんさかいる「自然派」の人々は、もう少し「都会からみた自然観」から脱却しなければならないと思っています。 |
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