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投稿日:2012年02月27日 (月) 13時16分
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地球温暖化防止を進める中で、他の場所で温室効果ガス排出を削減することで自分の排出分を相殺できるしくみ、“カーボンオフセット”への期待が高まっています。
特に、開発途上国で削減事業を実施すると、国内の対策より低コストで削減できることから、京都議定書のCDM(クリーン開発メカニズム)や民間の制度など、海外からクレジット(排出権)を購入できるさまざまなカーボンオフセットのしくみが利用されています。
原発、森林減少対策は対象事業となり得るか さらに、日本政府は、国連の枠外に二国間オフセット・クレジット制度という新たなオフセットのしくみを推進しようとしています。開発途上国の森林減少対策(REDDプラス)や原発さえもオフセットの対象にしようという動きもあります。
カーボンオフセット付き商品なども出回り、消費者にまで広まりつつありますが、多くの場合、私たちはどこでどのように削減されているのか知りません。
このセミナーでは、対象プロジェクトの現場にあるさまざまな課題を、事例報告とドキュメンタリーで紹介し、オフセット事業が本当に温暖化防止に貢献するのか、環境保全に寄与するのかを考えます。
日時 2012年3月28日(水) 14:30〜17:00(14:00開場) 場所 JICA地球ひろば セミナールーム301 >地図 東京都渋谷区広尾4-2-24 プログラム (予定) 1.排出権取引の国際的な議論と日本の戦略 ・・・小野寺ゆうり(FoE Japan気候変動プログラム顧問) 2.REDDプラスへのオフセット導入における懸念点 インドネシア、ラオスの事例から ・・・三柴淳一(FoE Japan森林担当) 3.ドキュメンタリー上映『忍び寄る原発〜福島の苦悩をベトナムへ送るのか?〜』 ・・・中井信介(映像作家) 4.ベトナム原発建設に使われる日本資金(二国間クレジット制度化検討対象事業) ・・・満田夏花(FoE Japan/メコンウォッチ) 5.質疑応答
定員 60名 参加費 一般1000円 サポーター500円 申込み 申込みフォームよりお申込みください > 申込みフォーム(一般) > 申込みフォーム(サポーター) 問合せ FoE Japan 気候変動担当 柳井(yanai@foejapan.org)
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