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投稿日:2008年01月23日 (水) 17時21分
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資源開発と先住民族の権利 連続セミナーシリーズ 第3回 天然資源の採掘・消費は進む一方・・過度の採掘による埋蔵量の減少、激化する各国間の天然資源争奪戦。 みなさんも天然資源の価格高騰にそんな国際情勢を感じていることでしょう。
天然資源が埋蔵されるのは多くの場合、手つかずの自然の土地。山を切り開き、動植物を犠牲にし大規模工事が行なわれるのです。そして数千年もの長い年月、自然共生型の営みをしてきた先住民族が、生活手段を奪われたり、移住を強いられています。多くの国で、先住民族が権利主張さえできぬまま、犠牲になる例は絶えません。
資源開発の犠牲になる先住民族と声を上げよう! 連続セミナーシリーズでは、ゲストに先住民族や専門家を招き、現場の生の声をお伝えします。 先住民族の権利を守るには?彼らが開発現場で置かれている状況、国際的な動きを知ることから、開発プロセスへの参加・合意形成のあり方を考えましょう。
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第3回 「資源開発とCSR 〜環境社会影響とその対策〜」 第3回は、資源開発におけるCSRがテーマです。海外からは、オックスファム・オーストラリアより、マイニング・オンブスマンのマーティン氏と、FoE ナイジェリアのバシー氏をお招きします。
マイニング・オンブスマンは、開発現場で暮らす先住民族の権利や人々の生活を守るため、被害住民からの申し立てを受け、資源開発に携わるオーストラリア企業の環境社会配慮を促進しています。今後日本における資源開発・輸入・投資に関わる企業のCSRを促進する上で、参考にできる点もあるでしょう。
また、バシー氏には、資源開発がさかんなナイジェリアにおける現場での環境社会影響お話しいただきます。その他、国連大学ゼロエミッション・フォーラム理事の谷口正次氏、CSR関係者(交渉中)、FoE Japan委託研究員の波多江秀枝氏にもそれぞれお話いただきます。
パネルディスカッションでは、それぞれの視点から、資源開発・輸入・投資日本企業のCSRとして何ができるのか、何が求められているのかなどについて議論を深めたいと思います。
日時 2008年3月12日(水) 午後2:00〜5:30 場所 JICA地球ひろば 交流ゾーン3階 講堂 >地図はこちら 東京都渋谷区広尾4-2-24 TEL:03-3400-7717 プログラム 1.資源を巡る世界の動向と求められるリスクマネジメント(仮) 谷口正次 氏 (資源環境ジャーナリスト, 国連大学ゼロエミッション・フォーラム理事)
2.オーストラリア資源開発における一つの問題解決策 シャンタ・マーティン氏(オックスファム・オーストラリア, マイニング・オンブスマン)
3.資源開発における環境社会影響の事例 ニモ・アドルフ・バシー(FoE ナイジェリア) 波多江秀枝(FoE Japan委託研究員)
4.日本企業に求められる環境社会配慮について(仮) CSR関係者もしくは政府系金融関係者〔交渉中〕
5.パネルディスカッション(各講演者と共に)
※ 日英の同時通訳あり ※ 途中、休憩・質疑応答あり ※ 講演者及びプログラムは一部変更の可能性があります 資料代 一般 1500円 / 学生・協力団体の会員・サポーター 700円 申込み 以下いずれかの方法でお申込みください。 ●申込みフォームよりお申込み >申込みフォーム(一般) >申込みフォーム(FoEJサポーター) ●Eメール・FAXにてお申込み 件名を <資源開発とCSRセミナー申込み> として @お名前Aご所属B電話番号Cメールアドレス をご送付下さい Email: fpic@foejapan.org FAX: 03-6907-7219(FoE Japan) 主催 FoE Japan , (財)地球・人間環境フォーラム 問合せ FoE Japan 神崎
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