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ミツミ 6767 1261円
【特色】電子部品大手。パソコン周辺機器、光デバイスが主力。ODM(設計含むOEM)育成に注力 【増 額】不採算のCDドライブ撤退で収益改善。携帯電話カメラモジュール、DVDドライブのODM事業が順調。家庭用CATV端末など好採算の高周波システム機器が想定以上。利益小幅増額、20円配復元。 【半導体】アナログIC売上高を08年度までに前期比倍増の600億円超へ引き上げる方針。ルネサステクノロジと北海道千歳市の半導体前工程工場の譲受で合意。 ミツミ電機<6767> ルネサステクノロジより半導体工場を取得、アナログIC事業を強化 電子部品大手のミツミ電機は、半導体製造のルネサステクノロジより半導体前工程を行う工場を譲り受けると発表した。今年12月までに取得する予定だが、買取価格は明らかにしていない。 今回取得するのは、ルネサスの子会社であるルネサス北日本セミコンダクタが所有する北海道千歳市の工場。現在は自動車や産業機械向けに汎用マイコンを製造している。ミツミは譲り受け後もルネサスグループからの受託生産を継続するが、同時に、同社が得意とするアナログICの製造技術と同工場が持つデジタルICの生産技術との融合で新製品開発のスピードアップを目指す考えだ。ミツミは半導体事業売上高を03年度の330億円から09年度には700億円へ倍増させる計画であり、ルネサスからの工場取得でこの計画達成に弾みがつくこととなるだろう。 ミツミの05年3月期は、前期に赤字のCDドライブ事業から撤退したことで収益が改善。一般家庭用CATV端末機器など採算よい高周波システム機器が期初計画を上回りそうなこともあり、会社側による60億円の営業利益見通しは増額される公算が大きい。 【清水伸明記者】 (百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益 1株益¥ 1株配¥ 連本2004.03 214,216 412 -523 898 12.4 10 連本2005.03予 235,000 6,800 6,200 3,900 53.6 20 連本2006.03予 250,000 8,800 8,400 5,300 72.9 20 連中2003.09 102,774 670 16 3,766 51.8 - 連中2004.09予 114,000 3,000 2,700 1,700 23.4 - 単本2004.03 200,691 -1,627 -471 -740 -10.2 10 単本2005.03予 221,000 2,500 4,900 3,100 42.6 20 (株)東洋経済新報社 2004/09/16(Thu) 00:28[133]
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