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だったら次のような練習はいかがでしょうか?
①ウィンドミルの速球は何といっても腕の回転の速さが命です。 ボールをわしづかみにして(すっぽ抜けると大変危険です)、腰に当てないようにして、ぐるぐる何回転も素早く回す練習。 遠心力ではなくて向心力、肩主導での回転が体感できます。また、腕の回転面が両肩を結ぶラインとなるべく平行に回らないとスムーズに回転しないことも体感できます。
②腕に力が入ると回転が逆に遅くなります。 スナップボールで投球練習。受けてくれる人がいればの話ですが…。 腕力だけで捕手に届かせようとすると、ボールを押し出す感じになって、山ボールになります。腕に力を入れずに体全体を使って投げるときの体の動き、右肩がいったん左肩より前に出て、そこから腕を引き上げる感じ、手首を横に返すのではなく、下から上に返す感じが体感できます。50球程度なら肩に支障はありません。後日体全体が痛みますが…。
②の直後に普通の球で投球練習をすると、最初のうちは、今までとは別人のような速球が投げられます。コントロールは別ですが…。ただ注意しないと、すぐに以前のフォームに戻って、しかも球が軽いため、以前よりも腕に力が入ってしまう恐れがあります。フォームがガタガタになります。くれぐれも腕の力を抜いて体全体で回転させることをお忘れなく。 |