もなちゃと掲示板
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[391] 題名:環境管理論 名前:新庄飛鳥 投稿日:2024年08月18日 (日) 16時19分
【環境管理論(担当:新庄飛鳥)・学修目標】
【授業の目標】
*本科目は『環境経営』の認定に必要な6科目の1科目として数えられる。
環境管理論として、環境問題及び環境白書、脱炭素社会、循環型社会、生物多様性社会&自然共生社会、ワンヘルスの構築に向けての現状と課題について、SDGsの創造プロセス解決の政策や制度の最新の概要を利害関係者との企業価値に関するコミュニケーションを通じて知り、どのような国連、国、自治体、企業、行政、団体がどのように問題を解決するのかを考え、自ら情報収集する習慣をつける。
【到達目標】
環境管理について知り、環境問題及び環境白書、脱炭素社会、循環型社会、生物多様性社会&自然共生社会、ワンヘルスに関するキーワードから情報を整理する基礎能力を身につけ、他の人に論理的な説明が出来る様になることを目的とする。
環境管理論では、サスティナビリティ経営の基礎を理解し、SDGsやエコ関連資格を習得するとともに、SDGsの伝道師及び環境・社会課題を解決していく手法を考え、実践しながら、率先垂範できる学修成果の活用として、エコステージ、ISO、エコ検定等の環境関連資格の取得や企業での環境活動のリーダーとして、環境・社会・ガバナンスのESGの専門領域の活用ができる人材と社会人を育成することを目的としている。
【授業方法】
講義形式を中心に、パワーポイントと配布資料を活用して、最新のデータをもとにした授業を進める。(学生の理解度により調整する。)
環境管理論で扱うキーワードを学び、毎回レポートを提出し、共創の強化とフィードバックを狙いとする。
特に、環境問題を解決していくための環境管理や環境経営を特定し、持続可能な社会システムの提案を考え、記載することで「PBL(課題解決型学習)」とフィードバックを推進し、毎回の授業内容を理解するだけでなく自分の意見として中間レポートを作成し、期末レポート若しくはプレゼンテーションも提出する。
【準備学習】
事前にシラバスを読み、白書巻末など環境管理の資料を参考にキーワードについて自ら調べて確認しておく。
事後に講義で扱ったテーマについて、環境管理の資料に関する再読・興味に基づき、企業や自治体における最新の情報について事例を調べる。予習・復習合わせて1回の講義につき合計で3時間の学習が必要。
【授業計画】
1. 講義の全体像の把握
2. 環境問題と環境管理総論
3. 環境白書の概要と環境マネジメントシステム
4. 環境白書とPDCA
5. 地球環境の保全①~②
6. 生物多様性の保全及び持続可能な利用①~②
7. 循環型社会の形成①~②
8. 大気環境、水環境、土壌環境等の保全①~②
9. 化学物質の環境リスクの評価・管理①~②
10. 各種施策の基盤、各主体の参加及び国際協力に係る施策①~②
11. 循環型社会と白書(1):低炭素の地域づくり
12. 循環型社会と白書(2):ごみ減量
13. 生物多様性と白書(1):生態系サービス
14. 生物多様性と白書(2):生物保全
15. 講義全体のまとめ・総括
【評価方法】
受講態度及び各回の課題提出・中間レポート 60%、期末レポートの実施 40%
【テキスト/参考文献】
【教科書】
・特になし。必要時に適宜、資料を配布する。
・参考書は授業内でその都度、紹介する。
【参考書】
最新版(令和6年)の環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(毎年6月末ネット公開)
/http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h30/pdf.html/
【その他】
【フィードバック】
レポート提出時は採点後コメントを付して返却をし、数回提出する試験課題の掲示を実施する。今後の学習に向けた学生への助言と講評に、フィードバックする。
【備考】
本講義は、「環境情報論」「SDGs論」などの単位を既に修得していること。若しくは今後、履修することを予定している学生の受講が望ましい。