もなちゃと掲示板
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[377] 題名:人間生態学→都市環境学Ⅳ 名前:アミラ・シンシア 投稿日:2024年08月18日 (日) 16時02分
【都市環境と人間生態学(担当:アミラ・シンシア)・学修目標】
【授業の目標】
*本科目は『環境ビジネス・マネジメント研究科』の認定に必要な6科目の1科目として数えられる。
「人間生態学」に関わる様々な課題を的確に把握し、身近にある「人間生態学」の課題やその解決策を、考える力を身につける。
よりよい将来を実現するために、身近な「人間生態学」に参加して環境保全活動できるための能力を身につける。
「人間生態学」そのものや、そこで暮らす人たちに対して環境保全・環境アセスメント活動を行う「人間生態学」について学び、「まちおこし」生活を送る上でのルールとしての環境倫理などの知識、および企業・団体・環境保全・低炭素地域づくり・ごみ減量活動に従事する際に知っておくと役に立つ知識を理解する。
【到達目標】
自らの住居を建てる際のみならず、「人間生態学」の参加者と議論し、協働で「まちおこし・人間生態学」に関する調査、計画、実施ができるようになる。
地域等の住人になって所属する組織・団体等で「人間生態学」に関わる場面において役に立つ、「人間生態学」の制度とともに、「人間生態学」があるべき姿を考える力を身につける。
特に、環境等が変わっていくなかで、「まちおこし・人間生態学」のあり方を考えるヒントを提示し、これからの「人間生態学」を考える際の視点を身につける。
【授業方法】
授業はパワーポイントを使用して行い、必要な場合は追加資料などを提示して授業を進める。パワーポイントは、データ配布するので、印刷してテキストとし、授業のポイントなどをメモするなど十分に授業の内容を把握すること。原則として、課題を毎回出題する。
9回目と15回目の授業では、都市環境とまちづくりの事例を調査した結果をプレゼンテーションし、発表内容に対して全員で討議する。プレゼンテーションは2回を予定する。
【準備学習】
追加資料などを提示したデータ配布を行うテキストにより、少なくとも3時間は掛けてその回の授業の内容を、授業中のメモなどをデータ配布した資料に基づいて復習するとともに、次回の部分を予習し、不明点などを明らかにしておく。
【授業計画】
1. はじめに(人間生態学とは何か)
2. 人間生態学と理論
3. 現代の人間生態学の課題
4. 人間生態学の制度(1)(概念・見方・歴史・技術・マネジメント)
5. 人間生態学の制度(2)(交通・防災・復興・景観・環境・日本・欧米)
6. 人間生態学の制度(3)(基盤・合意と担い手・持続可能性・再構築)
7. 景観と人間生態学の制度・計画(1)(計画概念とプランナー)
8. 景観と人間生態学の制度・計画(2)(進化とプランニング)
9. 超高齢社会・人口減少社会の人間生態学(プレゼンテーション①)
10. 暮らしを支える人間生態学
11. 豊かな人間生態学と空間
12. 安全・安心な人間生態学
13. 新しい人間生態学の形
14. これからの人間生態学
15. 発表会(プレゼンテーション②)
【評価方法】
受講態度(15%)、レポート試験の成績(30%)、最終課題の提出(55%)で評価する。
最終課題には期末レポート、プレゼンテーションに対する評価が含まれる。
【テキスト/参考文献】
【教科書】
・特になし。必要時に適宜、資料を配布する。
・参考書は授業内でその都度、紹介する。
【参考書】
・槇文彦「見えがくれする都市」鹿島出版
・日本建築学会「景観法と景観まちづくり」学芸出版
・五十嵐敬喜ほか「美の条例」学芸出版など
・入門 都市計画 谷口守著 森北出版株式会社
・伊藤雅春他編著 都市計画とまちづくりがわかる本【第二版】 彰国社
・『環境社会学』鳥越晧之
【その他】
【フィードバック】
毎回の授業の最後に実施する課題は、次の回の授業の最初に講評を行う。
【備考】
身近に人間生態学に関わる内容はたくさんあるので、それらに関心を持つこと。
マスメディア(テレビ、新聞、ネットニュース、YouTubeやその他の動画など)で人間生態学に関わる内容が多々報道されるので、それらに注目することが必要である。
講義室内では、下記の項目(授業のルール)についてきちんと守ること。守れない場合には、履修を認めないこと場合がある。
①. 私語をしない。
②. 講義に関係のないスマートフォン・ゲームや携帯電話など電子機器の使用はしない。
③. 事情のない限り、遅刻・早退・講義中の出入りはしない。
④. その他、社会常識上のマナーを守る。