もなちゃと掲示板
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[366] 題名:交通政策論 名前:多喜亮平 投稿日:2024年08月13日 (火) 12時52分
【交通政策論(担当:多喜亮平)・学修目標】
【授業の目標】
交通政策が地域・環境等に必須である産業活動や必要最低限な国民的生活に対して交通ビジネスに従事する際の基礎知識を身につけてどのような役割を果たしているかを理解する。
【到達目標】
地域や都市などの住人として必要最低限な国民的生活をする上で、自ら利用する交通手段の妥当性について、利便性や快適性といった主観的な価値観に限らず、環境保全や保険福祉等のいる客観的な価値観からも判断できるようになる。
【授業方法】
作成したパワーポイント若しくはプロジェクター画像のスライドを用いて講義を行う。
具体的な事例を題材に各講義では適宜、演習課題又は中間レポートを実施する。
第15講では各自が作成したプレゼンテーション形式による報告書(期末レポートによる最終課題とするので欠席しないこと。未提出の場合も単位認定が難しくなるので注意すること。)の発表会を実施する。
【準備学習】
<予習>
関連箇所(担当者が用意した配布資料等)の読み込み(20分程度)
<復習>
配布したレジュメの目通し(10分程度)
授業感想シート・課題内容の確認・回答内容の適切性の再確認(10分程度)
<発表会(プレゼンテーション)>
関連資料の収集(2~3時間程度)
報告レポート(パワーポイント形式)の作成(2時間程度)
発表練習(30分程度)
【授業計画】
1. 交通政策総論
(1)はじめに:交通政策とは何か
(2)交通問題の変遷と対策:都市交通の混雑
(3)交通問題の変遷と対策:モータリゼーション
(4)交通問題の変遷と対策:交通事故・公害と環境法
(5)交通問題の変遷と対策:交通施設・サービスなど
(6)交通問題の変遷と対策:交通と社会資本の整備
2. 交通政策各論
(1)交通・環境計画の概要と総論
(2)交通・環境調査の経緯と歴史
(3)道路の機能と道路網
(4)公共交通の計画
(5)公共交通のサービス計画
(6)交通問題解決に向けた新たな取り組み
(7)高速道路交通システム
(8)交通バリアフリーの取り組み
(9)発表会:プレゼンテーション
【評価方法】
受講態度(15%)、課題提出レポート成績(30%)、プレゼンテーション(55%)で評価する。課題提出成績やプレゼンテーションには中間レポート、期末レポート(いずれも必須)に対する評価が含まれる。
【テキスト/参考文献】
【教科書】
・特になし。必要時に適宜、資料を配布する。
・参考書は授業内でその都度、紹介する。
【参考書】
・竹内伝史他「地域交通の計画 政策と工学」、鹿島出版会、2011(プリントにまとめたものを配布します。)を使用するが購入する必要はない。
【その他】
【フィードバック】
講義内外での質問等には講義内で適宜フィードバックする。
【備考】
6回以上、欠席したり発表会に参加しないと単位認定ができないので注意してください。
「都市環境とまちづくり」の単位を修得していることが望ましい。未履修の場合は3年次に履修すること。
また、環境学に関する科目の知見を深めることを目的としている学生の受講が望ましい。