お邪魔します。海斗です。パソコンを使うことも初心者です。
　誤字脱字アリデス。多少おかしな所があっても、どうかお許しを！！

仮面一族の一員として生きる、愛という名の少女のモノガタリ。
　今、異世界への扉が開く。

　世界は、一つとは限らない。次元ごとに分かれ、幾百、幾千という世界が存在する。
しかし、常に隣り合わせでいるにもかかわらず、別の世界に入り込むことはできない。
まぁ、時にはなにかの弾みで別の世界へと入り込んでしまう人もいる・・・。まれだけど。　だが、そんなたくさんの世界を自由に行き来し、監視している者たちがいる。
　
　誰がよんだか、その者達のことを　-仮面一族- という。

変な名前・・・。って思った？まっ、そうだよな。理由は多分、いっつも変てこな面をつけているからだろな。仮面で素顔を隠す一族、仮面一族。ってなった訳だ。
　素顔を隠して人間どもの前へと現れる。出没する場所、時間は決まっている訳じゃねえ。　会いたいか？
俺的には、会わないほうが良いと思うけど。
だって、仮面一族が現れる世界、場所は、危機に陥っているのだから。
　ん、俺が誰か、だって？俺は・・・、孤虚愛（ここあ）、とでも言っておこう。覚えておくといい。
監視しているワケ？あぁ、それ系の説明って、面倒だから。知りたければ、今から始まる
物語、しっかり聞いてろよ？
　俺は・・・、もう寝る。ZZZ・・・。

あぁ〜！？　お前っ！！　なぁに寝てんだよっ！！
あっ、ど〜も。海斗です。（孤虚愛に説明させた俺が悪かった・・・。）
と、いう訳で！仮面一族、始まり、始まりぃ〜〜〜！！！
　　
　
　　　　　　　　

　私、「愛」。仮面一族の一人なの。年齢は、人間で言うと二十歳。長いピンク色の髪と
青い目が特徴。この辺を除けば、どこにでもいる普通の人間に見えるの。
　仮面一族って、名前だけ聞くと、なんとなくイメージしにくいよね。
仮面一族のほとんどは、見た目が人間とほぼ同じだから近づいてみても、判断できないと思うよ。　えっと、耳がちょっとだけ、とがってるように見えるんだけど★
　今はある任務で「地球」っていう世界の、「砂漠」を調査してたとこ。
　調査している理由は、この「地球」という世界・・・、いや次元に別の次元、例えば
「魔界」。そこから、そこの住人である「妖怪」がね、入り込んじゃうときがあるの。
とはいえ、今のは例え話。本当に、いろんな次元がごっちゃになる時があって大変。
　もしも、別次元から入り込んできた人（人だけとは限らない）がその次元にとって害を与える存在だったら、その時は、殺・・・いや、削除しなきゃならないんだ。それが「掟」だから・・・。
　「だぁあぁあぁぁぁっ！！！　ここ、暑くねぇ〜かぁ！！？体溶けるっっ！！」
　任務中だったの忘れてた！今叫んだのは、豹人（ひょうと）さん。二十六歳。水色の髪をオールバックにしている。氷をつかさどる仮面一族の一人。暑いところの任務は、不向きなんだよね。
　「るっせーなぁ！！ちったぁー、黙ってろよ！」
　今のは、緋檀（ひだん）で、二十二歳。グレーの髪をオールバックにしてる。炎をつかさどってて、暑いとこの任務に最適。少しだけ、気になってるんだ・・・。
　今日は、私を含めたこの三人での調査。異常は見当たらない。　
　「も〜！！喧嘩しないでくださいよっ！異常なしと。さっ、帰りましょう！」
　「そうだな。」
　ってな訳で、今回の任務終了〜。扉（ゲート）を見つけて、三人で飛び込んだ。
　「ただいまで〜す！！」