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タイトル:星屑に瞬いて〜親世代編〜 その他

ヒロインは吸血鬼と人間のハーフ。
リーマス寄りです。
5年生から始まります。

瑞月 夕惟 2010年10月20日 (水) 13時35分(899)
 
題名:設定

ユイ・ミズキ(15)

ホグワーツ5年生。
焦げ茶の腰までの髪に金色の瞳。
吸血衝動時は赤。
9年間意識不明だった。
リリーの親友。

瑞月 夕惟 2010年10月20日 (水) 13時38分(900)
題名:プロローグ

何? これは、何?
赤く染まった私の家。

「とう、さま…かあさ、ま…?」

自身の体は血で染まっていた。
よく知った…両親の。

「ぁ…やぁ…っぁあああああああああああああああああ!!!!!!」

どうして?
どうしてどうして!!

「いやぁああああああああああああああああああああああ!!!」

ぷつんっ

意識が薄れていく。
片隅に映ったのは…

瑞月 夕惟 2010年10月20日 (水) 13時42分(901)
題名:第1話

よく知った両親の、血の匂いがした。
……自分の体から。
本能的に悟ってしまった。

私ガ 両親ヲ 殺シタンダ ――― ………

「…眩し、い…」

瞳が覚めると白い光―陽光が差してきた。
やっぱり、眩しい。

「気がついたかね、ユイ」

白く長い髪に髭、水色のキラキラした瞳。

「アルバス…」

……ん???
なんか…違和感を感じるんだけど?

「アルバス、私今…何歳?」

「15歳じゃよ」

「9年間、眠ってたの?」

「そうじゃよ」

「っ…ぇえええええええええええええええええ!?」

「ふぉっふぉっふぉっ。
 元気がいいのぉ。
 茶でも飲むか?」

そんなこんなでお茶会スタート。

アルバスはかぼちゃジュース。
私は血液を垂らした、紅茶。

「のぉ、ユイ。ホグワーツに通う気はないかの?」

何言っちゃってんだこの人。

「む…無理に決まってるでしょう?
 だって私、吸血鬼じゃない。
 いつ人を襲うか…」

ソシテ 相手ヲ 殺シテシマッタラ ?

「あんな思いをするのは、もう嫌…っ!」

瞳を閉じれば浮かんでくる、両親の射殺すような鋭い瞳。
両親を襲った奴等の汚い笑い声。

「ユイ、お主は人を恐れすぎじゃ。
 お主には、幸せになる権利がある。
 シェイラもそう言っておった」

シェイラ…

『ユイ』

「かあさまっ!」

「入ってみないか?」

私は、アルバスを見る。
アルバスなら…
アルバスがそう言うのなら…。

「分かった」

私ハ ココニイテモ イイデスカ ?

瑞月 夕惟 2010年10月20日 (水) 14時01分(902)
題名:第2話

「わぁ、懐かしいな…」

ここは、ダイアゴン横丁。
魔法使い達の町。
昔、かあさまに連れて来てもらったな…。

「えーと…これで全部かな?」

鞄の中には買い物袋の山山山。

「鞄持ってて正解…(ため息)」

「あら、あなたホグワーツに入るの?編入生??」

声のするほうに向くと、ハシバミ色の長い髪に緑の瞳の同い年位の女の子。

「はい?…はい!そうなんですっ」

「よかったら、何か一緒に食べない?」

「はい!ありがとうございます!!」

私と女の子はアイスを買ってベンチに座る。

「私は、リリーエバンズ。マグル生まれなんだけどよろしくね」

「私は、ユイ・ミズキです」

「もしかして、ユイって東洋人?」

「はい、とうさまが…父が日本人で」

「そういえば、ご両親は一緒じゃないの?」

「っ…亡くなり、ました。
 私をかばって…
 私の…目の前でっ」

吐き捨てるように言うとリリーは傷ついたような顔をした。

「!ぁ……ごめんなさい。
 なんか、八つ当たりみたいなこと…」

「私の方こそ、ごめんなさい」

………………………………………………………………………。

沈黙が辺りを包む。

馬鹿だ、私。
どうしてリリーに当たった?
リリーは心配してくれただけなのに。
最低だ。
心の中で暗いものが蠢く。
この感覚…知ってる。

「ユイ?」

アア、喉ガ渇イタ。
血ガ欲シイ。

「ユイ、どうしたの?」

襲エ…

嫌だ

人間ハ私達ノ糧。

うるさい

私達ノ餌。

黙れ

所詮人間ナンテスグニ滅ビルモノ。

「っ…けるな…ふざけるな!」

「ユイ!?」

はっと我に返る。
そして気づいた。

瞳ガ 赤ニ 染マッテイタ。

「ぁ…ぁぁ…私…嫌だ…
 見ないで…見ない…で…」

「ユイ…あなた瞳が…」

「ごめんなさい…なんでも…ない…」


受ケ入レテ モラエルハズ ナイ ………

瑞月 夕惟 2010年10月20日 (水) 14時26分(903)
題名:第3話

「………あのぉ…??」

皆さん、こんにちは。
ユイです。
ホグワーツ特急に乗り込んだ私ですがそこで…。

「今までどこ行ってたんだよ!?
 心配したんだぞ!!」

「落ち着きなよ、パットフッド…。
 でも、僕も同意見かな。
 探していたんだよ?ユイ」

黒髪の男の子2人に取り囲まれています。

「ちょっと、ポッター、ブラック!
 ユイが怖がってるじゃないっ」

リリーが私を庇う様に前に出た。

「え…と…初めまして。
 ユイ・ミズキといいます。
 よろしくお願いします…で、いいのかなぁ??」

「ユイ…僕達を忘れちゃったの?」

「忘れたも何も初対面ですが?」

「「はあ!?」」

っ……鬱陶しい…
私にかまわないで
纏わりついて…甘えて…傷つけて…

「ごめんね…」

コンナ 私ヲ 必要ト シナイデ ?

「ユイ…瞳が赤いね。
 血、欲しいの…??(ポソッ)」

!?っな・・・?

「どうし、て…?」

「どうしてって…」

「そりゃあ僕らは…」

「「「「ユイの事を何でも知ってるから」」」」

分カラナイ

貴方達ハ

私ノ

「何」………???

瑞月 夕維 2010年11月23日 (火) 14時07分(912)


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