連敗ｽﾀｰﾄとはいえ昨年２冠のｳﾞｪﾙﾃﾞｨ。お互い中２日での９０分ｹﾞｰﾑはこの年代には想像以上に厳しい日程。
ﾌｨｼﾞｶﾙｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝの優劣が結果を大きく左右する。桐蔭
ｽﾀﾒﾝはこの所いつものﾒﾝﾊﾞｰ。頑張れ！桐蔭ｲﾚﾌﾞﾝ。
立ち上がりいきなり失点。ﾄﾞﾘﾌﾞﾙ突破を許し、一度は
GK武田君が止めたと思ったら、ｷｰﾊﾟｰﾁｬｰｼﾞ気味（絶対
ｷｰﾊﾟｰﾁｬｰｼﾞ！）に押し込まれ失点。またもやﾚﾌｪﾘｰに
泣かされた。しかし桐蔭すぐさま反撃。８分、菊池君のﾊﾟｽに抜け出したｷｬﾌﾟﾃﾝ司君、ﾌﾟﾘﾝｽﾘｰｸﾞ今ｼｰｽﾞﾝ初
ｺﾞｰﾙ！桐蔭らしく最終ラインから繋げた流れの中でのﾋﾞｭｰﾃｨﾌﾙｺﾞｰﾙでした。さて、ここからは長い長い我慢比べが試合終了まで続くことになる。ｳﾞｪﾙﾃﾞｨはﾃｸﾆｯｸで桐蔭ＤＦを振り回す。攻撃力はさすがの一面。桐蔭もGK武田君のまさに守護神を核に、ＤＦ陣も飛び込まず無用なﾌｧｰﾙをしない粘り強い対応・ｶﾊﾞｰでｺﾞｰﾙを割らせない。ｹﾞｰﾑを通じて、直接狙われるような位置でFKを与えなかった。この粘りのＤＦは今後ﾄーﾅﾒﾝﾄを闘う時に大きく生きるはず。後半には、ｶｳﾝﾀｰから高橋（育）君の強烈なｼｭｰﾄを相手GKｾｰﾌﾞ、こぼれを押し込もうとするがここでﾌｧｰﾙ！？の笛？間接ＦＫ？じゃあｳﾞｪﾙﾃﾞｨの１点目は何なんだい！とまたしてもﾚﾌｪﾘﾝｸﾞにｽﾄﾚｽ溜まるﾓｳﾘｰﾆｮ。
疲れ・体調不良で体のキレは時間の経過とともに厳しくなる中、４：６でｳﾞｪﾙﾃﾞｨに押し込まれる場面が多い試合を集中切らさずドローは悪くない結果と評価。
ｳﾞｪﾙﾃﾞｨﾒﾝﾊﾞｰも過密日程での疲れは隠せず、ﾒﾝﾊﾞｰ交代もﾌﾙに使う消耗戦。しかしこの悪ｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝでもお互いこの年代でのﾚﾍﾞﾙの高さ・ﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽを見せてくれた。
ｽﾘﾘﾝｸﾞで客観的に面白い好ｹﾞｰﾑだっただけに、裁くﾚﾌｪﾘｰはｹﾞｰﾑのﾚﾍﾞﾙについて来て欲しい。
次節はまた中３日で浦和東戦。ここを乗り切れば遠征必要なアウェーまで２週。しばらくは力づけてくれる応援を得られるﾎｰﾑｹﾞｰﾑ。くれぐれもｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝ整備を
万全に細心の準備で臨んで欲しい。怪我・体調不良ﾒﾝﾊﾞｰも復調を願います。頑張れ桐蔭！