[12] 微妙な感覚。 うりゃん
昨日、電車に乗っていてすごく微妙な場面を目撃。
ほどよく席が埋まり、立っている人と人との空間にも余裕のある車内。くるりと見回せば、だいたいどんな人がいるか確認できる程度。 すごく元気そうな初老の老人(…というには、ちょっと若い感じ?)と、松葉杖をついた若者がいたのね。 そしたら、席に座っていたおばちゃんがさも当然そうに老人に席を譲ったの。
手前にいた松葉杖君を通り越して。
………どうなんだろう。それって。 すごく難しい判断だとは思うんだけど…。
きっと松葉杖をついてても「若者は元気に立つべき」という概念が先にたったんだと思うのね。「老人優先」という概念が。 でも…、果たしてその概念には「時と場合」というものは適応されないのかしら?
私の目には、その彼は介助の人もいなくて一人で大変そうに見えたの。
目の前にあきらかなけが人がいるのに黙って席を譲り受けた老人にも少し疑問を感じたり。
明らかに譲られるべき人がまだいるのに、他に誰も席を立たないのにも疑問を感じたり。
車内マナー、ちょっとマニュアル化されてる感じがした。 本当のマナーって、そういうものなのかなあ……??? ちょっと考えさせられた。
[2003年07月12日 (土) 08時12分]
|