| [9] うちの場合 |
- りえママ - 2007年07月02日 (月) 11時50分
息子は妊娠27週の時1087gで生まれ、4ヶ月間病院で入院していました。 これだけ小さくうまれて、今は広汎性発達障害という障害だけですまされているのは本当に有難いのですが、幼稚園の年中までは、小さく生まれたから成長が遅いのは仕方がないとばかり思っていました。(詳しくはブログで綴っています)
そんなある日、担任(親戚の方なんです)が、「何か感じない?」って言って下さったんです。 病院には色んな科に毎月のように通っていましたし、色んな検査も受けていたし、様子をみましょう、今は分からない・・みたいなことを言われていました。 私が無知だったから普段の息子の様子を細かく伝えられなかったというのもあると思います。
その当時の担任が初めて息子が皆とは違うっていうことを教えて下さった初めての人でした。 それまでは誰からもおかしいんじゃないか・・・って言われていませんでした。 「小さく生まれたから」ですまされていました。 それから、園長先生(この方は私の担任だった人です)から療育に通ってみないか・・・って勧めていただいて、通園が始まりました。 で、その頃に病院でも診察&検査があり、息子はどういう状況なのか、小児神経科の医師に初めて尋ねることができました。 そこで初めて障害名を聞いたのですが、今までのモヤモヤしたことがぱ〜っと晴れました。 皆と違う、どうしてこんなことが出来ないのか、分かっているけど、行動に移せない・・・など。 対応策を教えていただいたり、本やネットで調べまくったり、色々試してみて息子と関わりやすくなりました。 障害ということとの葛藤ももちろんありました。今もあります。 でも、同じ幼稚園でも、家庭環境や色んな事情もありまして、未だ皆とは違うのでは・・・と思われるお子さんがおられるのですが、親御さんにうまく伝わっていない方もおられます。悲しいですね。
状況を判断する園・学校側もすごく悩まれていると思います。 告知のタイミングもあると思いますし、親がどれだけ受け入れられるかということもあるでしょうし、伝え方も相性もあると思います。 これはずっと考えていかなければいけない問題だと、痛感します。
告知とは違いますが、親学ですか、以前記事にされていたことも良いと思いますし、学校で、子供達の学年、発達に応じてこういう生きにくい人がいるということが学べる場があっても、いいんじゃないのかな・・・なんて思ったりもしました。 色んな人がいて、色んな受け取り方もあって、すべてがうまくいくとは思いませんが、知識があるっていいことだな・・・と、私の経験から思いました。
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