[303] その後いかがですか。 |
- sue - 2008年12月03日 (水) 00時31分
日にちがたってしまっているのですが、その後が気にかかり、書き込みさせていただきました。
この掲示板に7月11日「バランス感覚」で書き込みしたsueと申します。 小学校教員で、現在3年生担任です。昨年度は2年生を担任していて、まさにでかまる子さんのお悩みのとおりの児童を担任していました。私の場合は支援員は学級に配置されることはなく、通級指導のみでした。 「支援者がなんとかしてくれるだろうという他人任せの雰囲気」にちよっと、びっくりしてしまいました。 確かに通常学級での担任は特別支援の児童のみに関わっているわけにはいかないのですが、発達障がいを持っている児童も、個別支援を必要とする児童もひっくるめて、学級集団を作っていきます。 そのためには、当然、どんな支援をしていくか、日常の活動の中で具体的な取り組みをしていきます。 ですから、支援者がなんとかしてくれるだろうというのは、考えられなかったのです。 私の場合は、教科内容や指導形態によってパニックが起きなそうなときには、職員室に応援をお願いしました。担任外が教室に来てくれるときもあったし、場を変えるために、お使いをその児童に頼んだり(事務室、職員室ともに事前に対応について話しておきました) していました。 でかまる子さんの場合は、通常学級に常時いらっしゃるのでしょうか。もし、常時いらっしゃるのなら、担任の指示がなくても、でかまる子さんが支援しやすいように、ぜひ、行動分析をお勧めします。 例えば、手先の不器用な子ならば、図工の時にパニックをおこすぞ、とか、生活の校舎外の活動なら、視的刺激が強くて担任の指示に従わない、などの傾向がわかると思います。 体育の時など、児童間の距離が近すぎても、落ち着きがなくなるということもあります。
ただ、昨年度は担任としては対応がよかったのか反省するところ大ですので、対処については疑問が残っています。
行動分析ができれば、その児童がやりたくない理由が見えてくるかもしれません。 言葉で表現させようとしても、2年生くらいなら、うまく表現できないか、もしくは自分自身でもいらいらの原因をわかっていないことが多かったです。
でも、一番難しかったのは、保護者との連携です。 サンタ先生も本人と保護者に了承をと書いていらっしゃいますが、私の場合は保護者の信頼を得ることができなかったので、かなり辛かったです。
今年度担任した児童は、学級が変わり、別な支援児童と3年生という発達段階のせいか、パニックの予防を図ることができ、年度当初よりパニックの回数が減ってきました。 今年の児童の場合は、行動分析が大変効果的だったと思っています。
ご参考になればいいのですが。

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