| [274] クールダウン |
- ぷりん - 2008年09月17日 (水) 23時03分
新学期が始まって、3週間ほどたちました。 やはり・・・というか何というか、1学期に積み上げたと思ってきたことは、また積み直しの3週間でした。 それでも、1学期よりは子どもが積み上げていくペースが早くて成長を感じる反面、 いけないことに、私の中でムクムクと「次はこれに挑戦させてみよう」「こんなことしてみよう」と 欲張った期待を持ってしまったようです。
比較的、こちらの言っていることや指示が通っていると思われる自閉症のA君に、
@プリント(あるいは課題)を取りに来る。 A自分の勉強する場所で、一人でやる。 →この間、私はもう一方の重度のB君を個別指導する。 B終わったら、プリント(課題)を見せに来る。 C○つけをして、必要があればお直し。 D終わったら、好きな本を見ても良い。 →この間にも、B君への支援をする。
といった流れを教科学習の時に、新たに取り入れようと試みました。 それまでは、私がA君とB君の間を行ったり来たりして、課題をやり終えるまで側にいるスタイルでした。 最初から上手くいかないのは分っていましたが、 回数を重ねると、きっとできるんじゃないか!と思っていました。
そろそろ、A君が新しいやり方を初めて2週間です。 課題も高望みせず、レベルを下げてみたりもしました。 活動が停滞しているときには、声がけをしたりして見守りました。(近くには行かず)
でも、怒るのです。B君に関わっていると、自分の手を叩き、うなり声を上げて、こちらを見ながら挑発するかのように自傷行為をします。 しばらくは、静観するのですが、止まないときにはこちらが近寄って止めさせなければなりません。 私が近くに立っていると、課題に向かう姿勢になり、ちらちらとこちらの顔を伺いながら(最近、私の顔?表情?を見て行動を伺うことが多くなりました) 課題をやり始めます。
これは、まだA君にとってこのような学習スタイルは難しいということなのでしょうか? 近くにいて見守る(決して自分でできない課題ではないのです)だけでも、必要な時期なのでしょうか? マンツーマンで関わる時間が必要なのは分るのですが、B君との兼ね合いが上手くいかず、悩んでいます。
以前にもアドバイスいただいたように、自立課題と上手に組み合わせながら・・・と思うのですが、 未だにそこが上手くいってないのが、悩みます。 B君は、マンツーマンの指導でなければかなり難しい段階です。
先ほど、サンタ先生のブログを改めて読み直してみました。 「2週間やってみてダメなら、他の手段に切り替える」 これが迫られてる時期なんだな〜と思いました。 ちょっと、A君に無理させてたのかもしれません。 正直なところ、私の気持ちにも疲れが出てクールダウンが必要な時期と感じています。
でも、これだけはA君に分って欲しいのです。 自分を注目して欲しい時のアピールとして手叩きや自分の頭を叩くのは、決して良くないということ。 A君自身が痛い思いをするのももちろん、されてる方も心が痛みます。
明日は、今日よりも多めに「見てるよ〜」という声をかけながら、手叩きになる前にA君の気持ちを安心させるようにして、 やってみたいと思います。
長くなってすみませんでした。

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