| [258] バランス感覚 |
- sue - 2008年07月11日 (金) 23時28分
厳しい指導とやさしい支援、本当に難しいですね。 22年目の小学校教員です。 昨年度は軽度発達障がい3名(特別支援学級に通級)と経過観察男児1名を抱えた通常学級の担任でした。 理論的に勉強しても、現場の即判断実行に戸惑いながらの1年でした。転勤して学級から離れてみて、今更ながらあの指導・支援はどうだったんだろうと反省するばかり。 その前の年は高機能自閉症男児1名軽度発達障がい2名の学級でなんとか授業を成立させることができましたが、昨年度は問題処理に終われる毎日でした。 一人ひとりの特性を理解して、と思っても刻一刻と過ぎ去る時間にじっくり判断する余裕がありませんでした。
現在は経過観察女児1名、軽度発達障がい1名(通級)のいる通常学級担任です。 厳しい指導とやさしい支援のタイミング、本当に難しいですが、行動を予想できる余裕があり、どうして、昨年度はできなかったんだう、あの子達に辛い思いをさせちゃっただろうなあ、と思い返しています。 私のどこかで指導と支援のバランス感覚がくずれていたんでしょうね。子どもは正直です。
この掲示板を読むと、保護者の方のご意見も率直にあって参考にさせてもらっています。
特別支援教育の対象になっていない児童でも、特性に合わせて厳しい指導とやさしい支援は本当に必要です。今年度は問題の起こる前に、バランス感覚を常に意識したいと痛切に感じています。
さらに子どもたちのステップアップに合わせた支援計画を具体的にイメージすることの大切さも感じています。
|
|