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[242] ニヤニヤ笑いとフラッシュバック(大介君の記事を読んで)
harubon - 2008年06月25日 (水) 10時22分

はじめまして。
サンタ先生のblogいつも拝見しております。
4歳時にアスペルガーの診断を受けている、現在小学3年生の男児(普通級に通っています)の母です。

今回掲示板に書かせていただこうと思ったのは、大介君の状態があまりにもわが息子に酷似していたから・・・
年齢の差もありますし、障害の部分でも違いはあるかもしれませんが、やはり自閉症は同じ悩みを抱えているんだと痛感したからです。

ニヤニヤ笑い・・・うちの息子は、これが得意です。
ただし、鏡を見て美しい(よく見える)笑いを自ら研究しているので、しっかり状態を見ていないと、ニヤニヤ笑いなのか、本当の笑いなのか判別できません。
笑う・・・ということが、我慢の形の現れになっているのですね。
ぐっと唇をかみ締めて悔しい表情をするのではなく、唇の口角を上げて、よい表情で我慢する・・・
なんとも不思議な我慢の仕方・・・
どこかで、よい表情をすることは褒めてもらえるもの・・とインプットされているんでしょう。

息子は去年度半年間不登校でした。今年度も保健室登校だったり、遅刻早退、週に1から2の休み・・を繰り返しつつ、何とか登校しております。

うちの息子は中学でなく、小学2年生で大きな変化が訪れました。(自我の発達にも関係あるかもしれませんね)
たまたま、発達障害にまったくの無知な担任教師あたったのが直接の原因でありましたが、本人のいままで、無意識に我慢していたところ、無理をしてよい子を演じていたところが、爆発した形になったのだと思います。

大介君の状態と本当に似ています。
ただ、他害や暴れる・・といった外部に放出する形でなく、全部内面に押し込める症状でしたが・・・
睡眠障害、夜驚症、神経性胃腸炎、抜毛行為などです。

学校のすべてが、去年度の怖い思い出につながるようで、学校という存在だけでフラッシュバックが起こるようなのです。
原因が「今」にないものですから、今年度の担任の先生も戸惑うばかり・・・(とてもよい先生で、発達障害もかなり勉強してらっしゃるので、ある程度伝えれば状況を理解してくださいます)

大介君の行為がフラッシュバックによるものだと、気づいてくださって、本当によかった。

よい子の自閉症児(受動型とも言いましょうか・・・)が陥りやすい、周りが気づいてあげられない、気づきにくいその子の心の叫び・・・

今現在、学校そのものに嫌悪感を感じていて、フラッシュバックの地雷原が学校のあちこちに埋まっていて・・・
息子にしてみれば学校に行くということは戦場に行くにも等しい行為で、よくぞ、がんばって行ってくれていると、親として頭が下がる思いでおります。
どうしたら、少しでも息子の心を楽にしてあげられるか・・・
少しでも学校というものが楽しい所になってもらえるか・・・

毎日が悩みの連続です。

フラッシュバックの対処法、不登校明けの対処法、何かご意見ご指導いただけたら、うれしく思います。
よろしくお願いいたします。

[247] 一歩一歩が大切だと思います
サンタ - 2008年06月28日 (土) 15時21分

 はるぼんさん、こんにちは。ブログも見せて頂きましたけど、素晴らしいですね。

 お子さんのこと、いろいろな想いがありつつも、あたたかく理解し、その良さをたくさん見つけて来られたのがよく分かります。辛かったこと、難しかったことなどを、よくぞこれまで乗り越えてこられたと尊敬します。
 そのはるぼんさんと息子さんに少しでもお手伝いさせて頂きたい、そういう想いになりました。

 息子さん、たくさんのファンタジーとユニークな発想。その良いところがたくさん発揮されている一方で、ここに書かれたような困難性を抱えて頑張ってこられたんですね。
 はるぼんさんがお子さんを見られて、私のブログで事例にした大介君と似ていると思われたこと、それから学校には地雷がいっぱい、と表現されたこと、はるぼんさんが等身大の息子さんをよく理解しているのだと思います。
 この理解を、どうやって本人の支援に結びつけるのかが大切ですが、それがまた、なかなか難しいんです。
 なぜならば、この具体的な支援というところの事例が足らないからなんですね。

 とはいえ、息子さんのために、一歩一歩と前に向いていくことが重要。特に息子さんはまだ小学校3年生とのこと。小さいときから理解を進めてきた成果とこれからの支援がきちんと将来に結びついていく良い時期だと思いました。

 ブログを少し読んだところでの感想ですが、これまではるぼんさんがやってきたこと、間違っていないと何度も頷きました。
 前担任のおかしさ、前担任との関係の中で「音もなく壊れていく」ところ、そしてそんなときのはるぼんさんの対処。

 息子さんが自分の感情を言葉にしたことと、それをきちんと受け入れているお母さんの素晴らしさ。
 当たり前だと思われていることでも、「辛い」「怖い」「嫌い」と言える関係ができたこと。そしてその言葉に真摯に対応していくこと、これはすぐに成果が上がることではないですが、今後、じわじわと大きな成長に結びついていくと思います。

 フラッシュバックへの対応等についても、はるぼんさんがされていることこそ、重要です。
 本人が言葉にしたときにはそれを聞く。辛いことがあったら、時間を掛けて本人と対峙する。
 辛かったことでも、できるだけ前向きに捉え直すよう支援する。
 知的に問題がなければ、この「意味替え」は重要です。
 前担任の様々な言動は全く納得のいくことではありませんが、そういう大人がいるのはこの世界の現実です。(学校現場には絶対にいて欲しくないですけど・・・)
 そういう大人の勝手な考えを理詰めで説明していくことで、もしかしたら「意味替え」が可能になります。
「あのことはね、君のことが嫌いだったり怖がらせたりしていたわけじゃなくて、〜〜〜〜という意図があったんだよ。だから君は全く悪くないし、辛い気持ちにならなくてもいいんだよ」
 簡単ではないですが、そんな風に辛いエピソードの意味替えをし、少しでも気持ちが楽になれるようにしてあげられたらと思います。
 難しいかもしれないですが、こうしたことを前担任本人から直接か手紙で、説明してもらったり謝罪してもらったりできると本人が納得しやすいかもしれません。(もしくは、担任や校長先生から説明してもらうとか)

 あと学校内の地雷ですが、これはお母さんが本人の話を聞きつつ「地雷地図」のようなものを作れるといいですね。
 これは本人自身が「〜〜は危ない」とリスクを管理できるのと、担任(今年は理解がある人で良かったですね!)に話して配慮してもらうことができます。

 それから別に「ストレスマネージメント」という方法があります。
 これは本人に対しての教育です。
 「辛いことがあったときどうすればよいのか」と具体的に支援者と本人が一緒に考えます。
 抜毛行為があるとのことですが、絆創膏もすごく良いアイディアですが、他にもその代わりになるような行為はないか考えます。例えば「プチプチをやる」とか「紙を切り刻む」とか、そういうのが代償行為になる場合があります。
 学校内でも「辛いことがあったら、好きなゲームを思い浮かべる」とか「辛いことがあったら、こっそりカバンの中に隠してあるお気に入りの人形を触る」とかの方法で乗り切っている子もいます。

 この辺は少し整理して、ブログで説明した方が良さそうですね。いつになるのか分かりませんが、考えてみたいと思います。

 あともう1つ重要なのは、専門家で信頼できる人を頼んでおくことです。
 児童精神科医や心理士など、医療関係者がいいです。

 はるぼんさんのブログを読むと、はるぼんさんがお子さんに対してやっていらっしゃることの中に、結構、専門家が行うような心理療法が含まれているように思えるんです。
 これははるぼんさんが素晴らしく一生懸命やってきた成果ですが、この関係、お母さんと本人だけにしてはいけません。

 これから御本人が育っていくことを考えると、親以外に、親と同様に御本人の障碍や特性を理解し、また本人も信頼して何でも相談できるような大人が必要です。
 特にフラッシュバックが酷くなったり、不安が不眠や体調不良にどんどん結びついていったりしたときのことを考えると不可欠です。(ストレスが体調に出ていたとのことですので、もう誰か、信頼できる専門家がいらっしゃるのかもしれないですね)

 今後、思春期を迎えるにあたって、こうした不安や恐怖が強くなる場合もあります。そうしたときに、速やかにお薬の力を積極的に使っていくという選択肢を入れておくことが必要です。
 お薬については、拒否感を持つ方も多いですが、それでなくてもいろいろと難しい問題を抱えてしまいがちなんです。思春期は障碍がなくても不安が強くなる時期ですから、本人の健康と幸せのためにも、薬で解決できることはそれに任せてしまって、その分、他のことにエネルギーを掛けていく、といった考え方も重要だと思います。

 はるぼんさんが書かれているブログ、そしてホームページ。母親の愛に溢れていますね。
 お子さんはなんてラッキーなんだろう、なんて思いました。
 はるぼんさん自身が気持ちや体のバランスを崩さずに、毎日を楽しく過ごしていくことが、家族全体の幸せのためにも重要です。

 はるぼんさんのブログにもこれからたびたびお邪魔させて頂きたいと思います。

[248] ストレスマネージメント
はるぼん - 2008年06月29日 (日) 22時18分

サンタ先生、ありがとうございます。
認めていただけるのって本当に嬉しいものですね。涙が零れ落ちてしまいました。
正直な所、自分の育て方対応の仕方・・・自信の根拠など何処にも無いし、ただただ、日々の子どもの様子を見てその都度、カンだけを頼りに対応しているだけ・・・の状態なモノですから・・・
blogも見ていただけたとの事(もしかして、放置状態のHPの方もかしら?)お恥ずかしい限りです・・・
blogでの発言は、色々な方にそれなりに影響を与えるようで・・・
「音もなく壊れていく・・・」の記事を書いたときは、色々な方からご意見やご感想をいただきました。
いろいろな考えがあって当然の事、と受け止めてみたものの・・・
自分の中の自信の部分が少しぐらついてしまったのも事実でした。
ただ、どうしても、子どもの心や意志・・・をあくまでも尊重したい。という思いは変わりません。

私の周りには幸いな事に何人かの自閉症当事者の方がいます。
職場にはカナータイプの方もいます。
そういった当事者の方々のお話、行動、すべてが、息子の思いに気付く大切なヒントになっています。
サンタ先生がおっしゃってくださった、「親以外に、親と同様に御本人の障碍や特性を理解し、また本人も信頼して何でも相談できるような大人が必要です」これと同じことを、当事者の方も話してくれました。
今は担任の先生がその役目をしてくださっていますが・・・
発達障害の主治医の先生とは年に1〜2回・・・
体調の面で相談にのってくださっているのは、アレルギー科のドクターなのです。(持病に喘息を持っていますので、その関係で長いお付き合いのドクターなのです。息子もかなり心を開いています。直接的に苦しい所を治してくれる大好きな先生ですから)
そう考えると、息子にとっての理解してくれる大人、今は不在かもそれません。

ああ、また、長くなってしまいました。
大介君のそれから・・・とても気になります。記事、楽しみにしております。

地雷地図・・・この発想素敵です!
早速、息子と楽しみながら作ってみたいと思います。ありがとうございました。



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