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[236] 忘れられない・・・の記事を読んで
Fran - 2008年06月23日 (月) 10時02分

ブログの読者です。
小学校6年で一度目の不登校。
中1の2学期からは、激しい抑うつを伴う完全不登校&ひきこもり・・・。それ以来、児童精神科のいる思春期外来に通っておりますが、中3の現在でも、まだ調子は回復しきらず、登校も出来ずにいる娘がおります。
現在、週に2時間だけ、家庭教師に来ていただき、数学と英語の指導を受けていますが、教えた事はすんなり理解し、特に困難さはないようです。記憶力も良い・・・と言って頂きますが、この記憶力の良さが、過去のいじめを受けた日々を忘れる事を許さず、本人を苦しめているようです。(勉強はやる気が起きないらしく、この2時間以外は、しようとはしません)

少し元気になり、保健室登校を始めても、やはり何かのきっかけで辛くなってしまうようで、現在は、2週間ほど前に何とか参加できた修学旅行から帰ってきて、それ以降、また元気がなくなり、小6や中1の頃の、苛められた恐怖心をよみがえらせては、動けなくなっています。

実際、来年は卒業→進学と、考えなければいけない事が多いのですが、本人は、他の人と同じように出来なくても、変な目で見られたり、排除されないような学校に行きたいと言います。
それに、学校生活を普通に送れるようになることに、憧れがあるようで、制服や学校行事等もある学校らしいところを希望しています。

知的には問題はないようですが、やはり音に対する過敏性とか、ショックだった事を強烈に記憶に残しやすく、忘れにくいとか、やらなきゃいけないとわかっていても、全く動けなくなる・・・など、本人にしかわからない困難さを抱えているようです。また、文字についても何らかの困難さがあるようで、板書事項をすらすらノートに書き写す事が苦手だったり、漢字を覚えるのが苦手だったり、読書が苦手だったりします。
小学校低学年の頃から、遅刻&忘れ物は頻繁でしたし、現在でもその傾向(時間に関する感覚や、注意力不足)は同様です。

かかっている思春期外来でも、診断名はいただけず、困り感はあるようだから、具体的に困っている事を学校側に話し、対処してもらえば良い・・・と言われるのみです。精神不安定な状態に対して、投薬治療を受けています。こういうのもグレーゾーンというのでしょうか?

また、こういった見た目は、全く問題なさそうなのに、不注意や過敏性があり、同年代の集団に恐怖を感じる状態では、進学時も行く先を選ばないと、益々こじらせてしまいそうで、心配なのですが、どういった点をポイントにして考えるべきでしょう?

そして、卒業後、引きこもりにならないようにする為には、どういったことに気をつけて対処していったら良いのでしょうか?

長くなって恐縮ですが、あれこれ思い悩む事を、綴ってみました。

[245] 生活を作るという視点で・・・
サンタ - 2008年06月28日 (土) 10時13分

 Franさん、御心配ですね。娘さんのこと、ここに書かれたことだけで判断するのはとても難しそうです。それに、ここに書くことができないような様々なエピソードもあったんでしょうね。

 まず娘さんの状況ですが、何らかの発達障碍がベースにあるのではないかと思います。
 もともと発達障碍の多くは、単独で存在するのではなく、二次障害を含め、いろいろな問題を派生させてきます。
 娘さんの場合は、自閉的とは言い切れないかもしれないですが、過敏さや記憶のことの問題があり、さらに学習障害的な困難さも持ちつつ育ってきて、大人が思っていないようなところで、恐怖や不安を感じてきたのだと想像しました。

 こうした場合、医療との連携が不可欠です。お医者さんが「困難さがあるらしいから、具体的なところを学校に伝えて対処してもらって」とおっしゃったとのことですが、これは難しいですね。ある意味、セカンドオピニオンではないですが、他の医師の意見、他の専門家の意見を聞いてみることも視野に入れて良いのではないでしょうか。(これまでの経緯がありますし、娘さんとの相性のこともありますが、一方でお母様だけで相談に行くという手もあります)

 進路のことですが、学校のことよりも、「生活を作る」という視点で考えられるのが良いのではと思います。

 ちょっと前にブログに書きましたが、生活は「家庭生活」「学校生活」「余暇生活」の3つに分けられます。
 学校生活はちょっと横に置いておいて、「家庭生活」「余暇生活」の2つが娘さんにとってどういう風になっているのか、考えてみると良いです。
 「学校生活」をきちんとしなければならない、と不安に思うのは分かります。多くの人が「学校」という存在に振り回されてしまいます。娘さん御自身が「普通の学校生活に憧れている」というところからも、「学校」という存在の影響の大きさを感じます。
 でも、「学校生活」って生活の一部でしかないんですよね。
 しかも、「学校生活」は将来的に「社会生活」に変わります。そのとき重要なのは、家庭以外に居場所を作る能力があるか、ということ、そして将来の生活に必要な知識や技能を準備できるか、ということです。
 娘さんの場合は、家庭教師のおかげで、知的に問題なく頑張って勉強できるわけですよね。だったら「学校」にあんまり左右されなくてもいいんじゃないかな、と思います。(でも、やっぱり、学校は・・・という気持ちも分かりますけど・・・)

 要は不必要な「無理」をしないことだと思います。
 通常の高校生活に憧れるあまり、過剰適応をして(要するに無理をして)辛い学校生活をスタートさせるのは好ましくないです。なぜならば、再び「失敗体験」をしてしまう恐れがあることと、次の「失敗体験」は「高校が義務教育でないこと」や「年齢的なこと」から、引きこもりなど、さらに困難な状況に陥る可能性をはらんでいるからです。

 通常の高校生活に憧れるのは分かってるけど、まず、できるところから少しずつ頑張ればいいよ、そう娘さんに言うと、実は娘さんもそれで安心するかもしれないです。

 Franさんの地域にどのような進路先があるかは分かりませんか、例えば「単位制高校」「通信制高校」などはどうでしょう?
 私の地域には、「通信制高校」で、普段は家庭で学習、でも時々スクーリング(集まっての授業)がある、というような高校があります。そこでは、通常の授業が受けたい子には、そうした受け皿も用意されていて、はじめは通信制で入学した子が、途中から通常の学校生活に移行する、などということができているようです。

 あとは、通常の高校とは全く違う、いわゆる「習い事」の世界から、少しずつ集団に慣れていく、という方法もあります。
 私の知っている女の子は、Franさんの娘さんと同じように過敏性があって不登校になったんですが、中学を卒業後、和裁の専門学校(お教室ですね)に入りました。ちょっと年長の方々にやわらかく受け止めて頂き、そのうち少しずつ元気になったという経緯があります。
 こういう「習い事」みたいなことは、もしかしたら実際の仕事につながるし、そうでなくても「余暇生活」の根幹になるし、さらに自信を付けることにも社会生活の勉強にもなるし、といろいろ良いところがあると思います。
 「高校」が当たり前、のところから、少し世界を広げてみることで、楽になったり、結局は早道になることは多いのではないでしょうか。

 最後に娘さんの記憶ですが、娘さんが昔の困難さを口にするときは、何度も同じ話でも是非、聞いてあげてくださいね。そして流れの中でもしもできるならば、「でも、〜〜〜という楽しいこともあったよね」とか「でもそのとき、本当は〜〜〜だったんだよね」と被害的なところをやんわりと替えてあげてください。
 辛かった記憶だけが残ってしまう、というところから、「いや、そうでもない、辛いこともあったけど、楽しいこともあった」と思えるだけでも、救われるのではないかと思います。

 まとまりませんし、あまり助けにならなかったかもしれませんが、少しでもお手伝いできればと書かせて頂きました。

[266] なんだか・・・・
めぐ - 2008年08月08日 (金) 13時42分

初めて、ここのHPを拝見して、目が留まりました。
私の小5の娘も「忘れられない」のです。
心が敏感なのと、人とちょっと違う感受性を持っているので、
母の私が聞いても理解不能な被害妄想的なこともありますが、
辛かったことは、特にはっきりと覚えていて、思い出す度に
ポロポロ泣いたりしていました。

彼女が小3のとき、次女(当時3歳)が自閉症と診断頂いたのですが、コーディネーターの方に勧めて頂いて、彼女も診断してもらったところ「アスペルガー型」と診断頂きました。

今までの育てにくさ(幼稚園年中まで多動、集団行動が苦手、
遊び方が変わっている、失礼なことを平気で言う等)、周りの方に「すいません」と謝るばかりの私でしたが、理由がはっきりしたことで、ホッしました。また、いろんな本を読み、彼女の生きづらさがより具体的に
分かったので、付き合っていて、腹はたちますが「この子も頑張ってるんやな」と思えるようになりました。

学校の先生にも診断名と彼女の苦手な状況や逆に得意なことを伝えて、「困ったときは、先生に小さいことも言う」「しんどいときには保健室へ行く」を保障していただけました。
今は落ち着いたクラスにいれて、安心できる先生のもとで、だいぶ本人は思い出すことが少なくなりました。嫌なことがあるほど、連鎖して思い出すのですから、今は嫌な事が少ないのでしょう。感覚過敏も今はあまりみられません。他の人からみたら、当たり前の日々ですがありがたく日々をすごしています。

これから思春期で、そうでなくても誰もが傷つきやすい年頃なので、心配は心配ですが・・・。あまり深く考えんとうと思います。

お嬢様もお母様もこれまでもこれからも毎日頑張っておられるのだろうなあと本当にそう思います。(自分のことですが、他の人には分かりにくくて説明しにくい頑張りなんです。)そして、お嬢様も私の娘のように、細やかな心をお持ちなんだろうと思います。だから、余計に人と違うことが辛いのだけれど、そこの違いはいかんともしがたい・・・。

どうか、頑張りすぎないで下さいね。
たくさんのよい出会いがあることを心から祈っています。







[267] >サンタ先生
Fran - 2008年08月28日 (木) 17時19分

お返事へのお礼がすっかり遅れてしまいました。
親身になって考えて下さり、ありがとうございます。

昔のことを思い出して・・・については、良い事もあった・・・という風に記憶を変えていくように、助言すると良さそうですね。とても参考になります。


その後夏休みを利用して、各地で開催される学校説明会や、オープンキャンパスなどに親子で、参加しております。

やはり、全日制の高校には、かなり違和感があるようで、また私の方も、学校側の説明を聞いていると、ちょっとうちの子には、配慮をいただけなさそうだし、厳しいかな・・・と感じます。

三部制の定時制高校では、4年かけてじっくり卒業を目指すことを薦められ、学校側にはサポート体制はあるが、本人がその気になって、頑張って学校に来れないと、どうにもならない・・・と言われました。娘も、先生の対応には温かさを感じたようで、生徒達の雰囲気ものんびりしていたのもあり、この学校には、少し興味を持ったようです。・・・が、こうした学校はうちの方には、数がなく、自宅から通学に一時間半近くかかるので、ちょっと心配があります。

その後私立全日制にも見学に行き、共学の所が良いなどと言っていますが、やはり学校に行くと、何らかの体調の変化があり、しんどくなってしまうようです。女子校だと、特に具合が悪くなります。(同級生の女子が苦手で、男子との方が話をしやすいと本人は言います)

そうこうしているうちに、サンタ先生のお返事にもあった、通信制のサポート校にお邪魔してみることに。ここでは、週1日から4日までリハビリ的に通学をして、慣らして行き、最終的には週5日通学コースに編入できるようなシステムがあるとかで、それを娘は気に入ったようです。やはり、今現在全く登校できない状態で、卒業後、毎日登校・・・は、本人も自信がないらしく、この学校のように、徐々に慣らして行けるコースなら自分にも出来るかも・・・という事で。

問題は、公立に比べて、学費がかなりの額になる事で、無理をしてでも、こういうサポートのあるところに行かせるべきか、経済的な無理をしないで、公立の3部制定時を狙わせるべきか、悩んでいます。(うちは夫にもメンタル面での弱さがあり、現在は親の援助もあり、普通に生活できているものの、収入的に安定した予測がつかない状態なので・・・)

本人は、親に金銭的負担をかけすぎることを心配はしていて、とても高いのなら、行かなくても良いよ・・・と言いますが、行きたいのだという事はわかるので、なおさらです。

実際、少し前に比べると、対人恐怖もかなり薄くなり、通常の外出は困難なく出来るようになってきました。旅行にも、体調を崩すことなく行って来れました。進学についても、前向きには考えているようで、説明会がある・・・というと、自分からきちっと起きてきて支度をします。ただ、学校に行くと、体調が悪くなることが多いのは事実なので、やはり通常の学校という場所に何か反応してしまうのでしょう。
その点、そのサポート校は、学校らしい雰囲気がないので、まだ辛くなりにくいようです。

本人は、数学や理科が好きで、できれば将来そちらの方面で進学も希望しています。ただ、実際に今の学力で判断されると、高校より先の進学なんて無理!と言われることもあり、親子共々、切ない思いに暮れることもあります。

本人の夢をつぶさないよう、なるべく可能性を残した選択をしてやりたい・・・と思いながら、学費の高いサポート校に行かせ、その先の学費が出してやれないかも・・・という心配もあり、その辺のバランスにも悩む所です。

もはや、一般的な進学先である『全日制高校』に拘るつもりは全くありませんが、何とか先に繋がる選択をしてやれると良いなと思っています。

[268] >めぐさん
Fran - 2008年08月28日 (木) 17時34分

コメント下さってありがとうございます。

本当に、頑張っているのだろう娘のその頑張りが、一般的な目で見られると、そうは見えないので、本人も辛いことが多いのだろうと思います。

うちも、何らかの発達障碍を疑うようになり、中1で検査を受けたり、児童精神科の先生にかかったりしていますが、診断名なし・・・の状態です。
娘さんも、小学校高学年という関係性で一番の難しい山場に差し掛かっていらっしゃるのだろうと思いますが、お母様をはじめ、周りが理解を持って見守ってくれている状況は心強いと思います。うちの場合は、その一番の山場の所で、親が気付いてやれず、担任にボロボロにされ、クラスメイトに嫌な思いをさせられ、深く心に傷を負わせてしまった事が、悔やまれます。

ただ、不登校で学校に行けないながらも、自分なりにネット上で仲間を見つけ、そこでの交流を通して、自分について考え、随分成長した点も多く、驚かされることも少なくありません。

学校に通えない事で、社会性を身に付けるのに、困難がありますが、焦らず、少しずつ、足元を固めていけば、きっと立ち直って、自分なりの道を選択し、歩んで行ってくれるだろうと、信じています。これ以上、親が子どもを傷つけてしまうことのないように、気をつけて行きたいと思います。

思春期は確かに、集団とのかかわりが、最も難しい時だと思いますが、無理をしすぎず、うまくこの時期を乗り切って行けると良いですよね。

めぐさんの娘さんも、感性が豊かで、優しいお子さんなのでしょうね。きっと、その才能がいつか花咲くことを信じて、お互い頑張りましょう。



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