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[212] 知的障害児との遊びについて
kuma - 2008年06月08日 (日) 10時57分

はじめまして

私は知的障害児施設に勤務しています。サンタ先生がボードゲームなどに造詣は深いことがブログで伺えました。
私もボードゲームが好きで専ら自分の子供と遊んでいたのですが、
ふとしたきっかけで、トランプから始まり、現在はPITやゴキブリポーカーぐらいまで知的障害児の利用者とわいわい遊ぶようになりました。

そこで、障害児とゲームを楽しむことについて深く知りたいと思い、特別支援教育とか養護学校系の論文を検索してみました。たいがい、遊びの開発とか簡単な遊びをしてみての教育効果についてが多かったです。前提として、知的障害児は遊びの体験が少ないとか、教育効果の強調が多かったです。つまり、遊びという名の教育を施していこうというスタンスでした。そこには遊びの提供側のあり方は不問にされていました。

むしろ、私は、どうしたら知的障害児に適切なゲームの提供が出来るのか(見立て)、そしてどうしたらうまく導入し、一緒に遊べるのかという、提供側の課題とか実践を知りたいと思っています。

何か適切な論文・書籍などがありましたら、お教えくだされば幸いです。

[222] 遊びは遊び
サンタ - 2008年06月15日 (日) 10時58分

 kumaさん、書き込みをありがとうございました。

 ゲームについての論文、実践例を知りたいとのことですが、残念ながら私も知りません。というか、申し訳ないですが、論文類とか、雑誌の実践発表など、実はあまり目を通していません。(そういう暇がない、というのは言い訳にならないですが)

 ですが、知的障碍の子どもたちを対象にしたゲーム集、遊び集はたくさん本になっていますね。私も若い頃、必死になって探した経験があります。今回もネットで検索しましたが、ちょっとだけ見つかりました。(ただkumaさんが探しているものとは違っているのかも・・・)
 本屋さんに行ったり、ネットで検索したりすると、案外たくさん見つかるのではないかと思います。

 あと「ゲーム」「遊び」についてですが、知的障害児の場合、小学校低学年に「遊び学習」という総合学習が位置づけられていることから、どうしても「遊び」が学習の1つとして見られてしまうことがあります。
 いえ、小学校低学年より下の子たちには、「遊び」を通して学習を組織するのはとても重要なことですが、本来の「遊び」に学習的な面ばかり強調されてしまうという本末転倒を作ってしまうように思います。

 「遊び」は教育効果で選ぶのではなく、子どもたちがその遊びを楽しんでいるのか、という1点で選んでいくことが必要ですよね。
 一方で、ゲームや遊びを楽しむためには、「ルールの理解」をはじめとする知的な能力が必要とされるわけで、すると知的発達に遅れがある子たちは「やりたい」という気持ちと「できない」という現実の差に、悩んでしまいます。しかも障碍の程度には差がありますから、知的障碍の軽度な子はいつも勝ち、そうでない子はいつも負ける、みたいな不公平感まで起こってしまい、なかなか知的障碍のある子たちにゲーム等の遊びをさせるのは難しいと思うようになってしまうんですね。

 では、どうするか、ですが、2つの考え方があります。
 1つは、「ルールの理解」が最小限で済み、知的発達の遅れの差が出にくいゲームを選ぶことです。
 例えば、偶然性に頼るゲーム、知的なことよりも動作に頼るゲームがいいです。「ジェンガ」とか「ババ抜き」「すごろく」などがそうですね。
 もう1つは、子どもの状況によってハンディを付けられるように配慮することです。
 我が家もそうですが、末っ子の娘が小さいときは、何が何でもハンディを付けてました。どんなゲームでも案外、簡単にハンディを付けられますが、それを他の人に納得させることが難しいと思います。

 最後に私が知的障碍のある子たちと遊んだゲームですけど、意外にも次のようなものが受けましたよ。
・神経衰弱(カードの枚数を極端に減らしてやりました。意外な子どもが、意外にこうした記憶力が良くて驚きました)
・人生ゲーム(お金の額は関係なくできるようにアレンジします。すごろくにプラスして、お金のやりとりがあるところが大好きでした)
・バランス系ゲーム(有名なのはジェンガですが、他にもいろいろあります。「猿も木から落ちる」っていうのが流行りました)

 あとはおきまりの風船バレー、ゴロ卓球、新聞ホッケーなんかが楽しかったです。
 kumaさんのやられた実践も、是非、教えてくださいね。

[229] ありがとうございます。
kuma - 2008年06月19日 (木) 22時52分

 知的障害であっても、ルールを簡単に、分かりやすく説明するとか、簡単だけど面白いゲームなんかは、「ふつう」に遊べるという事実が、案外、みんな(遊びを提供する側)が分からないということに気づきました。

 もっとも重度だったりすれば難しいですが、実習生が知的障害児がDSでファイナルファンタジーをやっている姿を見て驚いたりします。

 いずれにしろ軽度・中度くらいの子供さんならできそうなゲームのアセスメントとか出来たらいいなぁと思っております。



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