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- サンタ - 2009年07月07日 (火) 22時53分
お返事が遅くなってすみません。
読ませて頂きましたが、いろいろと難しいことがあるようですね。
それで、私がまず最初に言いたいのは、「保護者の力は絶大だ」ってことです。 支援級の親たちで改革を!とのこと。これは是非、やっていただきたいし、本当に応援します。 親が動くのは教員にとっても教育委員会や行政にとっても、意味が大きいことだと思っています。
さて、書いてくださったことですが、確かに連携のまずさがありますね。交流の在り方にも、それから個別の支援が必要なのにそれを「ひいき」の言葉で断るのもどうかと思います。(状況がよければ、他の子と同じように扱って頂くのが良いと思いますが)
情報が限られている中でのことですので、もしかしたら先生方には先生方の言い分があるのだろうと想像しましたが、それでも保護者をはじめとする他の方々に納得して頂けないようでは困ります。 「学校は一人一人の子どもの教育的ニーズに合わせた指導をしなければならない」というのが特別支援教育の考えですし、これは新しい学習指導要領にも位置づけられていることです。 その辺をもう一度、御理解頂かなければならないと思います。 いえ、もしかしたら、そういうことも既に御存知なのだけれども、具体的な方法のところがわからなくて困っているのかもしれませんが。
いずれにしろ、私たち教員は、もっと特別支援教育について勉強する必要があると思っています。(地域によって様々ですが、具体的なところはまだまだです) でも、そうした勉強をしにくい状況もあるので、これは本当に難しいです。国レベル、県レベルでの政治(お金ですね)の問題にも絡んできますし、特別支援教育の専門家が絶対的に少ないというのもあるんだと思います。
こういう状況の中、保護者の方々にお願いできるとすれば、大きくは2つのことだと思います。
・親の会での活動で(新しく親の会を作ってもいいですし、既存の会に協力する形でもいいですね)、教育委員会などに実情を伝え、改善を要望する。
・こうした問題をきちんと整理できる専門家を見つけて(難しいかもしれませんが、どこかにいらっしゃるはずです)味方に付け、その専門家を使って学校へ働きかけをする。(その専門家を中心に、教員と親の勉強会を行うなんていうことができるといいです)
いろいろな御意見があるでしょうが、できるだけ学校と敵対しない方がいいですね。(人権侵害など、目に余る場合は断固、戦う必要がありますが) 不満を要望に変え、味方を少しずつ増やしていくような感じで勧められるといいと思っています。
当事者の保護者という立場には大きな力があります。 少しでも子どもたちのためになるように、どうか一歩でも前に進んで頂ければと思います。応援してます!

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