★いつもいらしてくださる皆様
先日国道246を走っていたら目の前で交通事故を目撃しました。
家庭用窓ガラスを運搬する小型の貨物と大型無蓋貨物との接触事故です。

事故の予兆はその発生前から始まっていました。
川崎市内の国道246を東京方面へ走る私の左前を、車線をまたぐようにふらふらと走るガラス運搬の小型貨物車がありました。
なにやらおかしな動きをするなぁといやな予感がしていたところ、私の直前を走るプリウスの直前に突然割り込んできたかと思うと、また元の車線に戻るという明らかに怪しい運転！
これはひょっとして最近多くなっている飲酒運転か居眠り運転か？と警戒していました。
しばらくすると左車線が工事で規制され、その貨物はプリウスに接触寸前の動きでこちら側車線に進路変更！プリウスはびっくりブレーキで何とか接触を回避。
こいつは危ないなぁと私は少し車間距離を空けながら走っていました。
相変わらずふらふら走る貨物の左前方に大型の無蓋貨物が減速しながら接近していました。
すると突然、小型貨物が車線を左側へ急変更！
大型無蓋貨物へ突進！　ガシャーン！
「あぁあ、やっちゃった…；（汗）」
大きな接触音と共に運んでいたガラスは飛散し、路面にバラバラとばらまかれていきます（汗）
ぶつけた貨物はやはりふらふらと路肩へ車を止め。大型無蓋貨物はゆっくりと減速し路肩へ停車。
走行中の車はやや減速しながら事故の様子を見て通過するためプチ渋滞。
接触した箇所は大型無蓋貨物右後部の荷台角と小型貨物の荷台左側中央付近でした。
事故を起こした貨物の運転者は車内でばつが悪そうに引きつり笑顔でいます。
顔を見た印象では飲酒はなさそう…、車の動きを見たかぎりではありますが、おそらくは居眠り運転と思われます。
降りてきた大型貨物の運転者は無表情で声をかけにゆっくりと近づきます。

さてこの後どうなったかは見ていないのでわかりませんが、ぶつけられた貨物の傷は荷台の枠部分でたいしたことはなく、塗装をすればわからなくなる印象。
対してぶつけた貨物は、おそらくは納品中のガラスを全損、荷台枠部分の破損でこちらの方が重大な印象でした。

道路交通法で過労運転は禁止されています。
この事故を起こした運転者がどんな労働状況下なのかは知るよしもありませんが、居眠り運転はいけません。
まぶたが重くなってきたらどこかのコンビニの駐車場に入って休憩を取るか、飲み物を飲んだりトイレへ寄って一息入れるべきだったでしょう。

事故の原因の多くは現場ではなく、事故以前の状況にあると言われています。
その原因をつぶしていくだけでも事故を未然に防ぐことができるのではないでしょうか。

体調はなるべく整えて運転するように心がけたいと、改めて強く思った一件でした。

季節柄、眠くなったりおなかを壊してしまうことがありがちです。
皆様も体調管理には十分ご配慮の上、運転なさってくださいませ。