★五郎さん
我が巣穴を参考にしていただきましてありがとうございます！
おお、ホットイナヅマもどき？、効果ありますか！
90マーク２レガリアユーザーのZenさんが装着レポートを公開なさっていますが、大きな差を体感できなかった旨の文章を読み、私は購入を控えておりました。

私のアーシングは我が愛車専属メカニックのSAMさんの手によるモノで、ラジオAMの入りが良くなったという実感はあります♪

エンジンのパワーやトルクの変化は残念ながら鈍感な私には体感できませんでした。
車の個体差もあるんでしょう。
むしろ油脂類の交換が一番体感可能なチューニングかもと言う実感があります。

電気的なモノはデータを取るときっと変化があるでしょうね！

ただチューニングはオーナーのフィーリングが一番重要ですので、結果に満足できるのが一番です！
これからもお互いに格安チューンを奨励して参りましょう！

五郎さん：

はじめまして。
源太郎さんにお世話になっているZenです。

アーシングの話題がありましたので、私的アドバイスを。

私のところにも「何処をやりましたか？何本くらい使いましたか？」という質問をいただきます。

まず、基本ですが、純正でアースされているところを全て繋ぎます。
ボンネットを開けてよく見ると判ると思いますが、フェンダーあたりにアースされている部分です。
それで様子を見てください。
これだけでも変化が現れます。

また、アーシングケーブルの選択ですが、適当に選んではいけません。
電気のお話しになりますが、そこで問題です。

Q：次のうち、電気を流すのに一番良いケーブルはどれでしょう？

A：太いケーブル
B：細いケーブルが纏まった太いケーブル


正解は「B」です。
電気の伝導は、実はその電気の流れ方に秘密があります。
電気の伝導は、ケーブルの中を通るのではなく、ケーブルの表面を流れます。
従って、「A」では太くてもケーブルの表面積が小さいのに比べ、「B」では表面積は小さいもののそれが複数本纏まっていれば、表面積は多く、結果、伝道効率が良くなります。

例（太いケーブルの表面積を"10"とした場合）＞
　太いケーブルの表面積：10
　細いケーブルの表面積：3　これが10本あったら　＝　3＊10　＝　30

実に3倍の伝道効率となります。

それと、太さですが、できれば今バッテリに接続されているケーブルと同等の太さのものがBestです。
各メーカーから「アーシングケーブル」が発売されていますので、一度検索エンジンにて調べてみてはいかがでしょうか？

何故、同じ太さが良いのかと言いますと、水道管を例にします。
水と同じように電気は一定方向に流れます。（"+" から "-" へ）
スタート地点で仮に”10”通るだけの水道管が、途中で"5"しか通らない水道管に変わっていたら、そこでロスが発生します。

私の場合はオーディオの音質やエンジン始動時で、その効果を体感することが出来ました。
アーシング後のインプレですが、私のHPをご覧いただくとして、こちらでは割愛させていただきます。

源太郎さんもコメントされていますが、クルマは全て同じではありませんし、オーナーのフィーリングも違います。
その辺はご理解いただきたいと思います。

★Zenさん
いつも的確なアドバイス感謝の極みです！
なるほど、電気の通り道を水道管にたとえるとわかりやすいですね♪

そういえばオーディオケーブルの説明で電気の流れる状況について同じことを読んだ記憶が蘇りました。
市販されているピンケーブルも、太いモノはたくさんの線を束ねて太くしたものでした。

基本的なことに立ち返ることは重要ですね！

五郎さん、いかがでしょうか♪

アーシングについては私も意見があります。

ただ、やみくもに繋ぎ倒して、多ければ多い方が良いと
思ってる方が多いようですが、間違いです。

本来、設計上で、電気の通り道はきちんと考えられてますが、
間違った場所に繋いでしまうと、本来電流が流れない所を流れてしまい、異常発熱で問題が出たり、最悪の場合回路を焼損する事があります。

他には、各機器で発生するノイズが、アーシングによってきちんと伝えるようになり、
相互干渉で、　電子機器などに問題を与える場合もあります。

これは、私もそう考えてましたが、とあるメーカーの設計の技術者も同じような事を言っていました。
車種別専用と売られてる物でも、粗悪な物も結構少なくないそうです（回路に問題を与えるレベル）

間違いなく問題が無いのは、ZENさんが言われるような、
純正アース部分の強化でしょうね。　この部分はいくら太くしても
問題にはならないと思います。

配線ですが、私はカーオーディオ用の電源ケーブルを使っています。　アーシング専用と同じような構造ですね。（心線が細くて多い）
安い物だとアーシング用と謳われてる物より安いです。

しかし、配線より末端の処理の方が重要だと思います。
私は、趣味で38mm^2までの圧着ペンチを持ってまして、
それを使用してますが、それなりに高価なので、
通常は、工具も安い、8mm^2辺りを使用して、　確実に圧着するのが良いと思います。
中途半端な接続は、すっぽ抜けてショートしたり、回転部分に巻き込まれたり、
抵抗値が大きくて、そこから発熱したりする場合があるので危険です。
特に、こういう線は、きちんと圧着しないと、不良になりやすいように思います。
半田も、太い銅線を接続するには適して無いので、良くないです（熱が銅を伝わって、半田が中へ流れない）

色々と、否定的な意見ばかり書きましたが、きちんと出来れば、効果は出る物です。

★karkunさん
そうですね。
アーシング自体効果はあっても過信は禁物で、電気の流れをきちんととらえ、渋滞があったら解消し、流れが良かったらさらに良く施す。
それが基本といえるのでしょう。

作業も素人判断で行うことを控え、可能であれば専門知識のある方のアドバイスを得て施工するのが安全で確実と言うことですね。

自動車雑誌でも気軽に行えることが書かれており、アーシングに限らずチューニングはうっかり勘違いしないよう心がけようと思います。
何事もやりすぎと過信は禁物ということで幕を閉じましょう♪