No.634 土佐酒蔵交遊録11 投稿者:安藤@H  投稿日:2010年09月16日 (木) 21時57分 [ 返信] |
<君と出逢えた、夏>
黄昏流星群(弘兼憲史)という漫画がある。 我々の年代からすると、今だからこそ解るような、切ない大人の物語が短編形式で収録されている。
その第8巻に、癌で余命3ヶ月と宣告された、60代の経営者の話が登場する。 (「我が星の果てるまで」)
彼は、残された人生の間に、自分の郷里で、死ぬ前に会っておきたい3人の人物に会いに行く。 子供に経営を任せ、呑気に海外旅行に現を抜かしている妻を放置して。
細かいストーリー展開は、割愛するが、3人目に会ったのが、高校時代の1年後輩で、当時マドンナといわれた、皆のあこがれの女性だった。 彼女が一人でやっている小料理屋を探し出して再会し、その後の成り行きで、同じ時間を過ごすようになる。
それ以来、その経営者は、具合が悪くなる気配が一向になく、医者に再検査してもらったら、癌の進行が遅れており、むしろ縮小傾向にあるという診断結果だ出た。
その後のストーリーでは、その経営者がどうなったかは、語られていないが、彼は、生き続けて彼女と伴に充実した時間を過ごしてゆくという、何か希望を感じさせる終わり方をしている。
さて、ここからが本題だ。
人間の体には、自己免疫機能の一翼を担うナチュラルキラー細胞(NK細胞)というのがあるそうだ。 リンパ球の一種らしい。
人間、楽しい事をしたり、大笑いをしたり、生きがいを感じるような前向きな精神状態になると、このNK細胞が活性化し、癌細胞を駆逐するような免疫活動をするそうな。 件の経営者も、彼女とのリア充な生活が原因で、このNK細胞が活性化した結果、癌の進行が緩和したのではないかと、漫画の中では語られている。
これが医学界で認知された、科学的根拠のある現象かどうかを、私は知らない。 同窓生には、たくさんのドクターがいるので、良ければ見解を聞かせてもらいたいところではある。
詩織ちゃんは、踊りが大好きで、よさこいで踊ることに、強く生きがいを感じ、それを目標に前向きに生きている。 (☞No.620) そういった充実感や、生きる目標を明確に持ってそれに邁進する事で、NK細胞が活性化し、詩織ちゃんが今日に至っているのだとすれば、大変希望の持てる話だと思う。
来年の夏も、当たり前のように、よさこい祭りのポスターが、土佐酒蔵に貼り出されるであろう。 そのよさこい祭りで、詩織ちゃんが、また踊れることを、心から願う。
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No.635 投稿者:T村田 投稿日:2010年09月16日 (木) 22時50分 |
ごぶさたです。余命を宣告されたのにとても長く生きられるかたは、そうでないかたと何が違うのかについてはとても短時間では語れません。またいつかゆっくり。でも人生を楽しんでるほうが間違いなく余命は伸びるとは思います。 ところで、NO.623のジャガの「季節がめぐる中で時間経過は均等だけど、夕日が沈む時間経過は均等じゃない」という文、感動しました。そう、人生のたそがれ期になると、夕日が沈む時間経過も、日没の時もみなそれぞれ違うんですよね(えっ?そういう意味じゃない?)。 ジャガの表現力には脱毛…いや、脱帽します。「人間の意識をまったく別の観点からあつかう世界に入ってみたい」という文、気になってしかたない。映画のプロデューサーになるとか?
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No.636 広いおでこを経年が追い抜いた、夏。 投稿者:T組西岡 投稿日:2010年09月17日 (金) 19時18分 |
村田が漫画で書いてくれた、僕の広いおでこ。 いつの間にか追い抜いて行った同級性が、結構います。
顔のでかさは、さすがに無理ですが。。 Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
「味噌の味噌臭きは、上味噌にあらず。」なので、 言及は控えます。なう。
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No.637 今日この頃 投稿者:西本和男 投稿日:2010年09月18日 (土) 16時54分 |
久しぶりの書き込みです。 今年の同窓会は、所用で出れませんでした。昨年出てなかった人も多くいたようで、楽しそうな写真を見ると非常に残念に思います。 さて私事ですが、昨年末から今年の夏にかけて、私を含めて私のまわり(親族、従業員、取引先等)で入院し手術を受けた人が多くありました。 癌の手術をした人もいましたが、幸いにもみなさん元気で過ごしています。 今年ほど医師という職業の方に感謝した年はありません。 50歳になって、本当に五体満足に生活できることがどれだけすばらしいことか実感しました。 楽しい事をしたり、大笑いをしたり、生きがいを感じて生きることができるように心がけたいと思う今日この頃です。
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