No.1145 宇宙やばい その3 投稿者:安藤@H 投稿日:2012年07月06日 (金) 21時17分 [ 返信] |
<神の粒子は、もともとは“goddamn particle”(いまいましい粒子)と呼ばれてたらしい>
中学時代の理科で習った F=ma・・・@ と F=gMm/r^2・・・A の式に出てくる、@とAの右辺に有る質量mは、実は、それぞれ違う概念だということを知ってましたか?
(F:力、M,m:質量、g:万有引力定数、r^2:Mとmの距離の2乗)
@のmを、慣性質量、Aのmを、重力質量と言い、異なった概念なのです。
@とAのmは、概念は違うけど、実は「等価」であるというのが、アインシュタインの一般相対性理論の仮説です。 今のところこの仮説を否定できる証拠は見つかっていないので、原理といってもよいでしょう。
中学時代に、我々は、一般相対性理論の仮説を特に明示的に教えられることなく、明らかなものとして教えられたのです。 じゃあ、何がどう概念的に違うのか突っ込みたいと思った方は、ググって下さい^^;
なぜこんな話を始めたかというと、今月4日に、ヒッグス粒子の発見のニュースが大々的に報じらましたが、その話と関係があるのですよ。
現代物理の根幹的な理論である「標準モデル」というものを実証する、最後の粒子として、ヒッグス粒子なるものが発見されたと報告されました。
統計的有意性4.9σだそうですから、発見と言える5σに若干足りないので、正確には、暫定発見ですね。 ちなみに、3σ(99.87%)、5σ(99.99997%)
ほとんどの人は、何かわからないけど、歴史に残る偉大な物理学的発見がなされたのね、程度には注目したことでしょう。
ニュース等では、「このヒッグス粒子は、質量(重さ)を与える粒子である」と表現されてますが、実はこれは微妙に正確さを欠く表現でちょっと違和感を感じました。
そもそも、重さと質量は別の概念ですし、質量には、上で述べたように、慣性質量と重力質量の区別があるからです。
ヒッグス粒子は、正確には、@の慣性質量を生じさせる粒子ということになります。 (逆に言うと、ヒッグス粒子は、Aの重力質量を生じさせるとは言えないということになろうかと思います。 重力質量の源としては、重力子が想定されてますが、こちらは、理論も実証も確立されてません。)
例えて言うと、皆さんが、台車に載せた荷物を運ぶ時に感じる動かしにくさ(慣性)は、ヒッグス粒子が、その台車の荷物を構成する素粒子の周辺に纏わりついていることで、動かしにくさを生じさせる元になっているとのことです。(摩擦は除いて) 表現が回りくどいですが。
そこ〜で!
思ったのが、@の慣性質量とAの重力質量が等価なら、ヒッグス粒子を制御できれば、重力も制御できたりしないものかと^^
簡単に制御と言っても、検出するのにものすごいエネルギーが必要なので、そうおいそれとはできないかもしれませんが、理論的な可不可の問題として。
結局、自然界の4つの力の統一の話ですし、更に実験的検証が伴わないと、重力の制御への展望も描けないでしょうが。(4つの力:素粒子間の強い力、弱い力、電磁気力、重力)
そこに至るには、先の長い話だとは思います。 素人の空想ですね^^;
☞No.1040「宇宙やばい その2」〜No.1042 で重力波の検出の可能性云々の話をしましたが、その重力波を捉えるべく、大型低温重力波望遠鏡(LCGT)の建設が、日本の岐阜で、今年1月に着工したそうです。 名前を、「かぐら(KAGURA)」と言うそうです。 カミオカンデといい、日本らしい洒落た名前ですね。
物理学者の多くが、自分たちが生きている間に、ヒッグス粒子を発見できるとは思わなかったと言っていたように、今後、重力波の検出とか、重力の制御とか、自分が死ぬまでに、明らかになるというサプライズを期待してしまう話でした〜。
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No.1146 アインシュタインよ、永遠の嘘をついてくれ。 投稿者:T組西岡 投稿日:2012年07月06日 (金) 22時28分 |
大学卒業後、社員寮デビューを1回目とすると、 現在に至るまで、12回引越しをしている。
干支でいうと、一回りしたところ。
引越しするたびに、思わず大人買いしたものは、 捨ててゆく繰り返し。
文系出の株屋時代に買ったものに、 アインシュタイン特集があった。
捨てて捨てて、捨ててきたけれど、 1991年4月発行ニュートン別冊「アインシュタインの不思議な世界」と、 1992年1月発行NHK出版「アインシュタイン・ロマン」は、 捨てられない症候群の第2グループ先頭に立っている。
彼の舌を思いっきり出した写真は、たまに目にするけれど、 (写真撮影時のエピソード等は全く知らねど)
なんか、 「エッヘッヘッヘ〜、全部嘘だよ〜ん!」 って白状しているのかな?なんて、 あの写真を目にするたびに、思い返す。
生物学的に?粒子的に? 想像がつかないけれども、 時間軸という別のものが存在して、
火葬されて骨になったものが、 時間軸が逆行して、胎児にまで戻る現象が可能かなんてこと、 たまに、仮想する。
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No.1147 過去も未来も星座を超えるから 抱きとめて 投稿者:T組西岡 投稿日:2012年07月14日 (土) 10時01分 |
昨夜は村田コラム掲載日、時をかけるドクター、
時をかける少女、13日の金曜日、盆迎え日
あなた 私のもとから 突然消えたりしないでね 二度とは会えない場所へ ひとりで行かないと誓って
私は 私は 彷徨い人となる
時をかける少女 愛は輝く舟 過去も未来も星座を超えるから 抱きとめて
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No.1148 村田です。 投稿者:T村田 投稿日:2012年07月14日 (土) 15時32分 |
時をかける中年ドクターです。原田知世はいつまでも若いですね。 この年になると脳の中は過去の思い出に向かって時をかけまくりますが、現実の「時」のかけるスピードはもっと速く(長くなるので続きはメールで!)
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No.1149 『トラッド歳時記』も捨てられない。 投稿者:T組西岡 投稿日:2012年07月14日 (土) 20時20分 |
ユーミンが提供する世界観なら、 時を駆けるか、架けるか なんだろうけど
村田の 時をかけるとは、賭けるとか、懸けるとか はたまた、すべての言霊たちへ掛けているのかな。
株屋時代に、 リテールの株式営業推進のコラボ企画に就いていた頃 社内の株式欄に、小さい「コラム」を書くという職責を仰せつかった。 毎日 毎日、書くネタ探しに 振り回されていた。
コラム名は、自分でつけた。 くろすとしゆき氏著作の『トラッド歳時記』をもじって、 「相場歳時記」 と命名した。
『パクリ』という感覚ではなく、 ステンカラーコートとか、アイビーに憧れていた高校の想い出を どうしても、表現したかった。
そして、第1回目の題名は 「雨上がりの夜空に」 と題名にもこだわった。
営業マンの頃に お客さんを接待する席上で、何度も披露した十八番 清志郎の「雨上がりの夜空に」も、引っぱってきたかった。
ひと頃、「雨上がりの夜空に」を歌いながら ムーン・ウォーク≠ェ出来ないものかと、 練習したけど、無理だった。(笑)
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